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2005/03/24(木)
守備の約束事。
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黄金の中盤の一角に福西が割って入るようだが、中盤と最終ラインのコミュニケーションはあまり取れていないようだ。特に3-5-2に慣れているボランチ福西、SW宮本あたりに戸惑いがあるようで、、スポーツ紙で報道されているように福西とヒデが守備方法の部分で衝突したらしい。好意的に「ヒデにもの申す雰囲気が出来た」と解釈する記者もいたようだが、基本的には3枚から4枚にしたことでの摩擦、、なのだろうと私は観た。 ヒデと福西が言い争ったのは、ボランチがどこまでサイドや前線でチェックを行うか?という部分。これは加地のポジションも含めての話になるが、福西が動きすぎた場合に真ん中が空きカリミを自由にせせてしまう危険性がある。福西はこの部分をヒデに言ったのだろうと思うが、ヒデとしてはフォアチェック出来れば攻撃に切り替えやすいという考えなのかもしれない(真意はわからない)。これはどちらが正しいか?ではなく、どういう守備をして(言い換えればどういう戦い方をすべきか?)という約束事の部分。選手任せではなくジーコ監督が方針を決めるべきだと私は思う。
机上で考えればイランの3トップ気味に対応するには4バックがいいに決まっている。しかし守備はDFラインやDHだけでやるものではない。ここにいたって、こんなレベルの約束事が無い事こそが問題だ。コンセンサスが取れていない無秩序4バックなら、数的不利を5バックで乗り切った方が(つまり慣れた3バックで)いいのかもしれない。ちなみにバーレーン戦でも4バックか??三都主のSBはいくらなんでも、、、、怖すぎる!!
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