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2005/03/23(水)
川淵会長の発言に思う。
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イランとの決戦を控え日本サッカー協会のトップたる川淵会長は「引き分け5割、勝ちは3割もなく負けは3割ある」と、まるで評論家か解説者のような発言をした。絶対に勝たなくてならぬ、、とプレッシャーを与えるよりもという配慮が裏にあるのかもしれないが、、、? しかし一ファンの私としてはなんとも奇妙な印象を受けた。ジーコ監督が引き分けでもいい闘いをすると言うならまだ解らなくはない(というよりアウェーで勝点3を取る闘い方だけをするという方が問題だろう)。しかし会長の川淵氏が「(バーレーン戦を含め)連敗しても、あと全部勝てばいい」などと予防線を張るかのような事では困るのだ。選手は勿論、勝つつもりで行くはずだが、、、連敗してもジーコ更迭はありませんよ!(それは自分も辞めませんと同じ)と言っているような気がして気分が悪くなった。 97年の加茂監督更迭を前例とするなら、ここでの連敗はそれに匹敵する(いやそれ以上かも知れない)危機的状態のはず。川淵氏は連戦の目標を勝点3以上としているが、それはノルマだと思う。目標はあくまで勝点6、勝点4なら「うまくいった」、、勝点3か2(引き分け)でも、まだ大丈夫、、というのが一般的な考え方だろう。ここでの勝点0はジーコ監督更迭の十分な理由になる(代わりの人材がいない事は問題ではあるが、、)。実際に更迭することはないとしても、退路を断って目前の試合に臨む必要性を強く感じる。
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