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2005/02/02(水)
実践モードだったシリア戦。
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北朝鮮戦を前にした(最後の)試合をジーコは実践モードで捉えていたようだ。前半の膠着状態(44分に鈴木の先制点はあったが)から考えて数人入れ替えてくるか?と思われたが全く動かなかった。今日の試合は6人まで交替させることが可能だった、しかし公式戦(2/9北朝鮮戦)を睨んで交替は中田、本山のふたりのみ。中田はカザフ戦で出せなかった為だろうが、本山は攻撃のジョーカーとして期待しているのだろう。出場のチャンスを与えられなかった選手達には本当に気の毒と思う、しかしこれがジーコスタイルである。今に始まったことではなく、彼の「哲学」なのだから致し方ない(諦めろ、、とは言っていないので誤解せぬよう)。
さて今日の試合で良かったのは、カザフ戦に引き続き両サイドが機能していたこと。引き気味の相手に対しては、やはりサイドからの攻撃が有効であることを再確認出来た。そして小笠原に使える目処がたったこと、北朝鮮レベルと言っては語弊があるが、腰の低いタックルをして来そうな相手に対し彼は有効だと思う。俊輔のようにFWを上手く操るほどの力は感じられないが、以前のような(1試合の中で良いときと悪いときがある)極端なムラはなくなり「チームの顔(エース)」らしくなった。ジーコが小笠原をどう評価したのか?、、、北朝鮮戦のスタメン発表で明らかになる!
で、問題点だが、、。これはカウンター攻撃を受けたときの対応の拙さが一点ある。加地とともにストッパーの田中が攻め上がった時に、福西も遠藤も(両ボランチがふたりとも)上がってしまいカバーする選手がいなかったのだ。田中も奪われてはならぬシーンで簡単にボールをとられ逆襲、福西の戻りながらの守備は決して上手ではない(苦笑)。それから宮本の判断ミスが目立ったこと、自分で行くべき所で一瞬の迷いがあったか?寄せが遅れてDFライン裏にパスを出された。彼が引きずり出されるのは仕方ないにしろ、出るなら止めなければ(最低限プレーを遅らせる)意味がない(呆)。
明日2/3に北朝鮮戦に向けての代表選手が発表される。出場出来る18人プラスα(当日決めるのではないか?)が考えられるが、順当に行けば以下の18人だろう。 GK(2)川口、楢崎、DF(6)宮本、中澤、田中、松田、三都主、加地、MF(7)遠藤、福西、中田浩、小笠原、中村、稲本、本山、FW(3)鈴木、玉田、高原。 サイドの控えがいないのが気になるが、三都主のところは中田浩二もやれるし加地のところは守備的なら遠藤、攻撃的なら本山も入れる。おそらくは、、、こんなところか?(違うとすれば本山ではなく両サイドやれる三浦をベンチ入りさせる?)まさか小笠原と俊輔を同時に使おうとして4-4-2(終盤本山が入ってからの形)になんてしないよねぇ(、、でもちょっと怖い)。
※なおシリア戦の選手寸評は2/3夕方以降を予定しています。
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