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2005/02/26(土)
ゼロックス・スーパー杯:横浜2-2(PK4-5)東京V
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Jリーグ覇者の横浜と天皇杯優勝の東京Vが対戦したゼロックス・スーパー杯。Jリーグ開幕当時(それ以前を含めても)の黄金カード復活、、、日本リーグ時代から観ている私などはクラシコと呼ぶに相応しいのは、この2チームの対戦だと思っている。横浜がリーグ連覇、ヴェルディもやっとアルディレスの下、復活しつつある。担当TV局が日テレだった事で「クラシコ」という言葉が嘘くさく感じられたが、、、今年のヴェルディを観ていると、ホントに強いのかも?という気がしてくる(笑)。
ジーコ日本代表監督が視察する中、やはり試合の注目ポイントは両サイドの主導権争いにあった。特にヴェルディの左・相馬とマリノスの右・田中隼のマッチアップは、これに勝った方がフル代表に選出される!!という様な(あくまで私の印象)緊迫感があった。相馬が縦に仕掛けて良いクロスを挙げれば、負けじと隼磨が押し返す、、、。守備面では隼磨の方が安定していたが、どちらもフル代表に選出されてもおかしくないレベルにあると私は感じた。 さて試合はワシントンの2得点で追いついたヴェルディがPK戦を制し勝利したわけだが、ワシントンの得点感覚は凄まじいものがあった。那須や栗原といった売り出し中のDFを簡単にかわし、日本で最高のDFと言っても良い中澤のカバーも振り切ってゴールを決めた。エメルソンの様な見た目の速さはないが、(Jリーグで)久しぶりに観るワールドクラスのFW、、、ポストのうまさ、ボールを奪われない技術、、、素晴らしいものを見せて貰った。中澤が本調子だったか?は疑問だが、ワシントンを完璧に止められるようにならなければ欧州移籍は難しいかもしれない。ちなみに私がワシントンを初めて観たのが01年のコンフェデ杯、その時は単に背の高い選手だな、、としか思わなかったが、ブラジル選手権得点王の実力は本物だ。代表スカウティング的に観ていた私だが、なんだかワシントンのプレーだけが強烈にインプットされてしまった(苦笑)。
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