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2005/01/21(金)
村井の代表入りは実現するか?
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磐田に移籍した村井慎二(25歳)が日本屈指の左サイドであることに異議を唱える方は、そういないだろう。しかし彼を代表に召集するか?という問題に関しては意見が分かれると思う。それはジーコジャパンが現在布いている3-5-2システムのWBならOKだが、4-4-2時のSBとしては守備力に不安を感じるからだろう。私も彼のWBとしての守備力(ディレイ、カバーリング、攻守の切り替えスピード)には合格点を付けるが、SB程の守備力を期待してはならないと考える。よって実績のある三都主と同タイプの村井を召集するには、3-5-2のWBか4-2-3-1の左OH以外ではあり得ないと観ている。 勿論三都主と競争させるべきであり、どちらがチームにフィットするか?を見極める必要がある。よって親善試合試合などに出してチャンスを与えるべきとは思うが、W杯最終予選で、、となると厳しい。ある程度の守備を期待出来る三浦淳なら控えで置く意味もある、しかし村井を控えでという選択は危険。つまり三都主と同時に呼ぶ事は現状では難しいということだ。 4-4-2への変更を緊急避難的と位置づけるなら三都主と村井を同時に召集してもかまわない(というよりそうすべきだ)。しかし中田英寿が召集されたら必ずレギュラーで使う!というジーコ構想では(つまり4バックになる)、村井を呼べないだろう。彼はヒデ絶対主義の被害者と言えるのかもしれない。
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