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2004/10/07(木)
五輪の存在意義。
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FIFAの理事会で今後五輪はU-19の選手(OA枠無し)のみ出場可能とする議決が通りました。現在はU-23にOA3人という形ですが、これだと優秀な選手が五輪の為に所属クラブから離れなければならずリーグ戦に影響を及ぼす。これを避けるためにいまより4歳低く設定するという訳ですが、、。まぁ欧州あたりだと五輪の存在意義があまり無いので、五輪をU-23世界大会と位置づけている日本などとは捉え方が大きく異なります。日本はこれに反対することもなく賛成票を投じたようですが、そうなると五輪は現在のワールドユース選手権以下の位置づけでしかなくなります。U-17、U-20、U-23、A代表と段階的に考えられてきた日本の選手強化は、方向転換を余儀なくされます。IOCに提案されて通ればの話ですが、、、どういう結論になるのでしょうか?もしかしたらいまアジアユースを闘っているメンバーには北京五輪という目標自体なくなってしまうのかもしれません。 いまの15歳以下が強化対象、予選までは実質的にアマチュア選手の集団になる、、、クラブユースと高校部活動の関係を考え直さないと出場は難しいでしょうね。U-17世界大会に出られない実力、でもU-20になるとなんとか出場出来るまで成長する日本。これはJ1年目に成長する選手が多いという事かもしれず、FIFAの決定はホント微妙ですよ!それにU-20とA代表の間にカテゴリーが存在しないとなると、一部の選手以外(国際的な)経験不足に陥る可能性が高い。やっぱり、B代表が必要になるのかな?
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