あばうと蹴球(アーカイブ)
hagipがTV観戦した試合、及びサッカーニュースについて感想を綴っています。
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最新の絵日記ダイジェスト
2005/08/24 セルティックは3バックにして遠藤を穫れ!
2005/08/23 ユニバーシアード3連覇。
2005/08/22 衝撃デビュー、次からが問題。
2005/08/21 ベンチ外の選手をなぜ?
2005/08/20 俊輔の交代は妥当だが、、

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2004/10/31(日) 浦和が優勝に近づいた。
今節のJ1は浦和が順当に勝ち点を伸ばし(2.3位の対戦となった市原VSガ大阪がドローに終わった為)、余程のことがない限りステージ優勝が決めた形だ。浦和は何と言っても田中とエメルソンの2トップの爆発力!相手のミスを見逃さない田中は素晴らしいし、スペースのない所でスペースを作ってシュートを決めてしまうエメも、、凄い。故障者続きでどうにもならない横浜を抜いて年間勝点でもトップになった。Jリーグが始まった当初、万年最下位でお荷物と言われたチームが今、優勝しようとしている。各ポジションの大型補強、そしてセンスある新人の確保、強化策が実った形だ。
市原とG大阪、FC東京もそこそこに力を付けてきているが、優勝に手が届くほどの戦力はまだない。磐田が若返りに苦しみ、鹿島は小笠原が(欧州移籍で)抜けた後、もっと苦しむだろう。横浜と浦和を軸に市原が絡んで、、というシーズンが続くのだろうか?それとも意外に早く磐田が持ち直してくるのだろうか?02年ジーコ監督就任時には磐田、鹿島、清水が3強と言われていた。いまは浦和、横浜、市原(またはFC東京、G大阪)、栄枯盛衰?

2004/10/29(金) エメルソンは、、、。
浦和の快進撃にエメルソンの力は不可欠だ。だが彼が浦和と長期契約を結びたがっている事には、どうかな?と思う。彼は日本人になるための帰化準備を行っていたが、将来的にも日本代表のメンバーに入る事は難しいとされている(ブラジルでのカテゴリー代表経験がある)。セレソンだけがサッカーを続ける目的にはならないと思うが、サッカー選手なら出来るだけレベルの高いリーグ、チームで活躍したいと思うのが普通ではないか?人それぞれに人生観は違うのだろうが、エメルソンのスピード、テクニック、得点感覚を目にするたびに、「この選手はいつまでもJにいていい選手じゃない」と思ってしまう。浦和サポにしてみれば違うだろうが、(日本に帰化せずブラジル代表を目指すにしても)Jリーグに長期所属することのマイナス面を指摘せざるを得ない。
エメルソンと対戦するDFが鍛えられるという日本代表のメリットはあるのかもしれないが、、今のところ抑えられるDFはいないし、その気配も無い。エメを完全に抑えられるなら、オーウェン(Rマドリード)の様な選手も怖くなくなるのだが、、、。

2004/10/15(金) 概ね好評?
既にディベートルームでスレッドも立てられているようだが、ジーコ監督は消化試合の格好になる(ホームでの)シンガポール戦にかつて代表を支えた男達を召集するアイデアを披露した。各スポーツ紙とも事実を伝えながらも、概ね好意的な誌面づくりで何故若手を使わないか?サブメンバーを優先しないのか?などという疑問は掲載していない。
まぁ「ショー」としてはあり得るのかも知れないし、ジーコの言うとおり勝ちに行く、、のも事実だろう(シンガポール相手なら)。ただ若手を試す絶好の機会を、、と考えると合点がいかない。川淵会長は諸手をあげて賛成のようで、若手召集には否定的らしい(A代表はそんなに甘くない、、だと、、-苦笑-)。しかしいまJをひっぱているのはアテネ世代であり、先日日本選抜に名を連ねた大黒、二川、村井などである。Jで活躍した者が代表に、、という基本スタンスをナイガシロにするのは如何なものか?そしてスタメンを固定して闘っているジーコジャパンのサブメンバーたちはモチベーションを失いかねない(普通ならどういうこった?と思うだろう)。ジーコ監督は現在の代表があるのは彼等のおかげとカズやゴンを召集するようだが、代表を軽んじているとしか思えないし、現役選手ながら召集するとなれば「もう召集はあり得ないよ」と印籠を渡すようなものでもある。リスペクトしているようで非常に失礼なアイデアとも言える(これはシンガポールに対しても言える)。
たかが1試合、されど、、、である。もしこれが実現しても、、私はA代表とは認めないし、採点する気もしない。1.2人ならまだしも、カズ、ゴンを初め秋田、小村、相馬、名良橋、山口、本田、城などの名も上がっている。こういうスタメンで闘うとしたらFIFAは問題にしないのだろうか?

(はぎぴー的日本代表を更新しました!!)

2004/10/14(木) 素直になれば?!!
10/13 ドイツW杯アジア1次予選(5)VSオマーン代表戦。

戦前の(現地マスコミの)悲観論、そして戦後の「もう2.3点とれたはずだ」とか、このレベル相手にハラハラさせられているいうでは、、などという論評をみて気分が悪くなった。何故に良いところ(成長した部分、熟成した部分)を観ようとしないのか?何故素直に良かったと言えないのか?そんなアマノジャクな評論家が意外に多い事が気になっている。勿論、全てが良かった訳ではないが、アウェイで3-0とか5-0などという試合になるはずがないではないか?オマーンは経験が足りないが、実力的には十分アジアベスト8に入る(つまり最終予選で戦う)だけの力を持ったチームであった。
何でもかんでも褒めすぎるのも気持ち悪いが、良かったプレーを素直に評価出来ないのは、もっと気持ち悪い。批判しなければ評論家の存在価値が無くなる、、、とでも思っているのだとしたら、勘違いも甚だしい!私は素直に「おめでとう、そしてありがとう」と言いたいし、「最終予選も応援するよ!」と言いたい。1-0という僅差の勝利の裏に日本とオマーンの(非常に大きな)差を感じ取れない評論家には疑問を感じずにいられない。何が悪かったか?点数だけでなく具体的なプレーをもって評論すべきだ。N刊スポーツのS氏のコラムは、、そういう観点で非常に気分の悪いものだった。

2004/10/12(火) 事実。
現地マスコミはかなり悲観論に傾いているらしい、つまり良くて引き分け普通に考えれば負ける、、というもの。怪我人の多さ、移動スケジュールなどの拙さ、アウェイ、、いくらでも悲観的になる材料は揃っているのだ。しかし国内報道は実に楽観的、オマーンが相当に強い相手(1次予選で当たるレベルではない)であることは伝えつつも、負けることなど想定していない。なんだか現場と遠く離れた日本での現状把握に違いがありすぎる、、または、現場の人間が感じている直感的不安を敢て日本国内メディアは封じ込めている様な気さえする。サッカーは何が起こるか解らない、、、故に、いろんな考え方が出てくる。しかし負けを想定する必要はない(協会のトップ、経理担当以外は、、)、少なくとも我々ファンのレベルでは。勝てばいい、この事実に替わりはない。負けてW杯出場が絶望的になった時の自らの感情を慰めるための予防線など張る必要がどこにあるというのか?私は予想屋ではなく、代表ファンである。ただ、、選手を信じて応援するだけだ。(でもジーコ采配に関しては信用していない、、私は4バックでいくべきと思っている)

2004/10/11(月) この年代では光るんだが、、。
高円宮杯の決勝、磐田ユースVS広島ユースをTV観戦。
仙台カップに出場したU-18代表選手や、マレーシアでアジアユースを闘った高柳などがプレーしていた。磐田の選手は6人もトップチームに上がる当たり年、広島の選手の中には前田など既にトップチームで試合出場を果たしている者もいた。試合は1-0で広島が勝ち初優勝をゲットしたが、内容も楽しいものだった。
で、光ったのは広島のFW前田とマレーシアから前日に戻ったDH高柳。トップチームではボールを持ちすぎて簡単にDFに奪われてしまう前田も、この年代では物凄いキープ力を見せた(しかもスキルフル!)。高柳はアジアユースで何度かフィジカルが弱いと私は酷評したが、、、このレベルに入ると強いし、配球力も群を抜いていた。試合的には楽しめたし、両チームとも選手のレベルは決して低くないと感じたが、、、やはりこの年代(そして国内レベル)ならではなのかな?トップチームでは普通の選手になってしまうのかな?という印象もぬぐい去れない。17.8歳で天才と呼ばれても20歳を過ぎたら全く駄目という選手の方が多い、、、。鳴り物入りでJに入団し、その後も天才と呼ばれ続けているのってヒデ、俊輔、伸二くらいじゃないか?この試合で唯一の得点をゲットし大会得点王にも輝いた前田には、期待しているのだが、、、どう成長するか???

2004/10/10(日) たかが記念試合、されど、、、。
東京五輪40年記念試合、ハンガリー選抜戦をNHK総合で観戦した。まぁ中盤の緩い試合であれだけ余裕があれば攻撃陣は楽だろうなと感じたが、、。それにしても左の村井は良いフリーランでボールを受けて、これまた素晴らしい精度のクロスボールを中に入れ続けていた。右の田中隼もまた、ドリブルやら積極的な仕掛けで「結構やるじゃないか!」というプレーを見せてくれた。ディベートルームで両サイドに彼等を選んだ方々が多くいたが、なるほどそうだよなぁと感じた。好感を持てた選手を羅列していくと、二川、大久保、菊地、そして両サイド村井、田中隼だろうか。逆になんだこいつは(苦笑)、、というのが、播戸、高松かな?アピールしたい気持ちが空回り、周りが全く見えていなかった。色んな理由で選出されなかっただろう田中達(浦和)、前田(磐田)の方が上(A代表には近い)と感じた。この試合の活躍ぶりが即A代表に繋がるというわけではない、これは召集段階の感想で述べている。しかしそうとは言っても、ここで活躍した選手というのは間違いなく力のある選手だった。
これは余談だが、復刻版のユニフォームは重そうだった(苦笑)、そしてボールも、、。大久保の背番号が15だったのは、 以前チームで付けていたからか?それとも釜本のようになってくれ!という期待の現われか?どちらなんだろう。まぁ単純に年齢順かなんかで付けていったため、今クラブで付けている10を二川が付けた、それで15が余っただけかな(笑)。ユニフォーム繋がりで言えばハンガリーもフル代表とは若干デザインが違う、いまW杯ヨーロッパ予選スウェーデンVSハンガリーをスカパー!でみていたら気が付いた(どうでもいい話だが)。

2004/10/09(土) 大幅な選手入れ替え。
アジアユース選手権3/4位決定戦 シリア代表戦。

この試合を前に大熊監督は来年のワールドユースでは現U-18、U-17代表からも選出すると語り、仙台カップで活躍した柳沢(柏ユース)などを指名した。大熊監督の最大の収穫は使える選手と使えない選手の見極めが出来たこと(そんなのを今更やっているのに問題を感じるが、、)だろうか?だいたい平山ばかり狙うなと言いつつもコンディションの悪い平山を使い続けているのだから、監督そのものの限界というのもあるのかもしれない。大熊監督の試合中の声を聴く度に、FC東京(以前大熊さんが監督をやっていた)の練習などを「部活みたいだ」と毛嫌いした俊輔発言を思い出す。実際、大熊監督の目指すサッカースタイルに俊輔の様なタイプは合わないと思うが(苦笑)。というより、大熊監督の目指すサッカーってどういうの?という疑問もある。

で、今日のシリア戦だが、、、中盤は今までの中で一番良かったと思う。小林をボランチで使った事で、2人いるボランチの役割分担がしっかりと出来た。横に並ぶイメージではなく小林がひいて船谷が2.5列目に入る感じ、これは前回大会の今野&小林大の関係と同じもの。DFは増嶋だけが飛び抜けていると言われていたが、実は使えるのは水本だけのような気がする。増嶋はコンディションが悪かったのか?解らないが、悪いときの宮本(G大阪)みたいで、カバーは遅いは、、1対1では振り切られる、、致命的なミスを犯す、ラインコントロールもぐちゃぐちゃ。今まで使えるとされてきた選手が実はそうでもない(あえて名前は出さないが)のもあって、テストマッチと公式戦では違うなぁと、、。とにかく3位、もっと簡単に勝てていた内容だったが、まぁ来年の本番に向けて最低限のところはクリアできました。ただ、、、半分くらいの選手を入れ替えないと、そしてポジションも考えないとワールドユースでは勝点1も取れないんじゃないか?と思います。U-16代表の惨敗もあったし、、日本の若年層は暗黒の時代に突入してしまうんでしょうかね、、、(溜息)。

2004/10/07(木) 五輪の存在意義。
FIFAの理事会で今後五輪はU-19の選手(OA枠無し)のみ出場可能とする議決が通りました。現在はU-23にOA3人という形ですが、これだと優秀な選手が五輪の為に所属クラブから離れなければならずリーグ戦に影響を及ぼす。これを避けるためにいまより4歳低く設定するという訳ですが、、。まぁ欧州あたりだと五輪の存在意義があまり無いので、五輪をU-23世界大会と位置づけている日本などとは捉え方が大きく異なります。日本はこれに反対することもなく賛成票を投じたようですが、そうなると五輪は現在のワールドユース選手権以下の位置づけでしかなくなります。U-17、U-20、U-23、A代表と段階的に考えられてきた日本の選手強化は、方向転換を余儀なくされます。IOCに提案されて通ればの話ですが、、、どういう結論になるのでしょうか?もしかしたらいまアジアユースを闘っているメンバーには北京五輪という目標自体なくなってしまうのかもしれません。
いまの15歳以下が強化対象、予選までは実質的にアマチュア選手の集団になる、、、クラブユースと高校部活動の関係を考え直さないと出場は難しいでしょうね。U-17世界大会に出られない実力、でもU-20になるとなんとか出場出来るまで成長する日本。これはJ1年目に成長する選手が多いという事かもしれず、FIFAの決定はホント微妙ですよ!それにU-20とA代表の間にカテゴリーが存在しないとなると、一部の選手以外(国際的な)経験不足に陥る可能性が高い。やっぱり、B代表が必要になるのかな?

2004/10/06(水) 内容はともかく、、。
アジアユース選手権準決勝 韓国代表戦。

内容的には散々な出来だったが、後半ロスタイムに同点、延長後半ロスタイムにまた同点においつくという執念を感じる試合だった。まぁ試合展開としては最高に面白い、わくわくどきどきさせられるもので、特にFWの選手たちには可能性を感じることが出来た。その一方で中盤は酷すぎる、DFは中盤さえまともなら何とかなるという印象か?日本代表はここ10年、中盤はいいがFWが、、という時代が続いた。このチームはちょっと違う印象もあるが、、、。実は渡邉千やカレンはOHで最も力を発揮する選手であることがここ数試合で解った。3位決定戦ではどういう選手が、どういうシステムで使われるのか?大熊監督にはそろそろ固定観念を捨てて欲しいと願う。

※選手採点コラムのUPは10/7夕方以降。

2004/10/03(日) 相手に貰った出場権。
アジアユース選手権準々決勝、カタール代表戦。

勝ったというより負けなかったという感じで、内容もいままで観た(この世代の試合で)中で最悪だった。SBS杯などとは違った公式戦の怖さを実感出来たし、テクニックに優れる日本というマコトシヤカナ神話が崩れたと言ってもいい。なにしろ平山を狙うだけの単純な攻撃の繰り返しで、自分たちでペースを失った印象だ。確かにカタールは巧く強かったが、それ以上に日本の弱さが気になった。カレンは正直に相手の方が上と認めているが、そんな彼が一番動きが良かったのは皮肉。このチームには前回大会を牽引した今野(FC東京)や坂田(横浜)のような世界基準の選手がいない。ワールドユースのチケットを相手に貰ったわけだから、来年の6月までに上記ふたりのような選手が出てきて欲しいと願う。

※選手採点コラムのUPは10/4夕方頃の予定。

2004/10/02(土) 右サイド考。
名古屋vsFC東京と市原vs浦和を半分ハシゴ、半分交互に観た。最近の私はJリーグでサイドの選手ばかりみている(苦笑)、それくらい代表のサイド(特に右)が気になっているのだ。今日は海本幸治郎(名古屋)と永井雄一郎(浦和)についてちょっと書きたい。

まず海本だが、実は去年辺りからずっと気にはなっていた選手。182センチの長身だが、意外に小回りのきく器用な印象、しかしドリブル突破は豪快で仕掛けが上手い、クロス精度も絶品とまではいかないが、結構いいぞ!というレベル。そして身体能力が高い為(上下の運動量が多い)守備も結構やれてしまう、、。韓国の城南でプレーした経験もあり、それ故にフィジカルが強いのかもしれない。

そして永井、彼はFWの選手でありながら現在、浦和では右WBを担当している。元々がウィンガータイプ(ライン使いが上手い)だけに、ボランチとストッパーがしっかりしていれば彼の攻撃力は武器になるはず。事実、三都主サイド中心だった浦和の攻撃が、最近は永井サイドでも崩せている。彼の場合は中に入ってのシュート!も強力なので、試してみる価値があるのでは?と感じる。上手いとは言えない守備はやったことがないからだ、、、練習したら三都主よりは安心出来るかも?メンバーに守備的な徳永あたりを入れておけば攻撃的なオプションとしての永井は、「有り」だろうと思う。


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