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2003/12/07(日)
血液型の話
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古くからの知り合いの女性2人と僕と広告代理店勤務の友人の計4人でススキノの大衆居酒屋での話。 久々の再開と美味しい肴と酒でテンションが上がっていく。 とりとめのない話題から、いつしか、血液型の話題になった。 女性2人は、いずれもO型。 そして、僕はB型、もう一人の代理店の友達がAB型。 さらに、星座まで追求されたあげくに、 「私、B型山羊座の男が、家の前でナイフもって立ってたことがあるの。B型山羊座の男って、こうでしょう」 と、競馬のブリンカー(要は正面しか見えないようにするヤツ)の様に、両の掌を、顔の横に付けて、女性の一人が僕の方にその手を伸ばす。 「思いこんだら、他のものが目に入らなくなるし、そうかと思うと、いつの間にか、熱が冷めて、今までのは何だったの?ってことがよくあるでしょう ?」 「まったく、B型の男ってそうよねー」 と、二人の攻撃?が続く。 「でも、B型の男性と、O型の女性は、相性が良いのよ」と一応フォローが入る。 しかし、AB型の彼は不幸であった。 AB型は、融通が利かない、とか、理屈っぽいとか、血液型のことで攻められたあげくに、名古屋出身ということで、話題はそちらに。 信長、秀吉、家康を排出していながら、「のぞみ」も通過しようとした、日本で3番目の大都市。 喫茶店が多くて、何でも味噌味で食べて、「みゃーみゃー」言って… 普通の女性には、およそ馴染みがない、まず訪れることもない都市なのに、何故か、名古屋がどんなに変わった文化圏で(よその土地の人間にとっては)おもしろい物や、コトが多いかは、知識として有る。 彼と僕とでその場では名古屋を代表して、名古屋を擁護し続ける。 でも、それも焼け石に水。 34年間の実績より、雑誌の占いや情報の方が強いのだ。
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