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2003/11/26(水)
英雄
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ある農場に義足を付けたブタがいました。
「あのブタは?」
「あれは立派なブタなんだぞ。半年前、僕が山にいると、イノシシが突進して来たんだ。死ぬかと思ったそこへブタが現れて、イノシシと闘って僕を守ってくれた」
「じゃあそのときに、ブタは足にケガを?」
「いや。かすり傷1つしなかった。でも3ヶ月前、小屋から火が出たんだ。ブタは火の中に飛び込んで、中にいたニワトリを全部救出した」
「じゃあそのときに、ブタは足にケガを?」
「いや。軽いやけどですんだ。でも1ヶ月前、僕は車ごと湖にはまって、死にそうになったんだ。そこへブタが泳いで来ておぼれていた僕を助けてくれた」
「じゃあそのときに、ブタは足にケガを?」
「いや。ピンピンしていた」
「じゃあいったい、どうしてブタは義足を付けているんだよ?」
「こんな立派なブタは、一度に全部食べたらもったいないじゃないか!」
*写真と本文は一切関係ありませんとも
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