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2021/10/30(土)
オーディオメーカーの衰退
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1960年代、70年代、80年代と続いたオーディオの発展は、必ずしも健全な進歩ばかりとは言えないと思います。そして現在、ストップしています。デジタル技術の普及と共に。 それはデジタル技術の罪ではありません。アナログ技術を忘れてしまったためと考えられます。見かけの装飾を施した機器が多くあります。また、回路を複雑にして、半導体、C,Rなど素子の数を増やしても音質の向上に寄与していないことが多いのです。 一聴して情報量が多いように聴こえても、それはうるさい音なので、音量を下げるか、短時間で聴き飽きてしまいます。 多くの開発がカタログ表記を飾るためだったのです。そのために、音質の進化を止めてしまいました。中古のアンプを買って、いまの新製品と比べてみると良くわかります。 「お飾りオーディオ」は要りません。「実用オーディオ」の時代です。
良い音も悪い音も言葉で伝える事が難しいのですが、再生音には、「病的な音」、「健康的な音」があります。コロナ禍の現在、健康的な音、音楽、を聴くことも心身を癒してくれます。
このような悩み(と言ってもオーディオマニアの多くにとっての楽しみの一つでもあったのですが。)を無帰還アンプは解決してくれます。
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