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2019/07/20(土)
間違えた方向で設計したトランジスタアンプ
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なぜいままで多く作られたトランジスタアンプはスピーカーをドライブできないのでしょうか。 ひずみを少なく、ノイズを少なく設計するのはなぜでしょうか。測定器を高い精度でつくるにはこのようなアンプが必要です。ところがこのようなアンプをスピーカーに繋いでもひずみが多く聴こえます。いままで多く作られたトランジスタアンプは、聴いてひずみが感じられます。8Ωの定抵抗を負荷として測定すれば低歪みとなりますが、スピーカーを負荷として測定したときにはそうではありません。 一方、真空管アンプ、無帰還アンプは、スピーカーを負荷としたときに、聴いて、良い音が聴けることを条件に作られてきました。真空管アンプの中でも、負帰還を多量にかけ、測定値を優先的に設計されたアンプがありますが、(ウイリアムソン・アンプなど)測定器のためのアンプで,スピーカーに繋いでも良い音は聴けません。
どれほどコストと物量を投入した高額アンプ(真空管アンプを除く)でスピーカーをドライブしても、そのスピーカーの半分も音にしていないという難題に回答を与えたのが「パワーエクストラ」のアイデアです。
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