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2019/06/01(土)
効率が良い最適設計の無帰還アンプ
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オーディオ装置で聴く音は、殆どの場合、アンプの出力1W位で聴いているのです。室内で聴く多くのオーディオ装置のアンプの最大出力は10Wもあれば十分です。アンプの最大出力がカタログ値で数十ワット〜数百ワットであっても余裕というより無駄なのです。過剰な最大出力の為に大容量の電源を備えるのは、無駄なコストをかけていると言えるでしょう。 電源部の容量は、最大出力の値に比例して大きくなります。 また、大容量の大型電源の弱点の一つは、大容量の大型電解コンデンサーが必要になり質の悪い電源となります。代わりに質の良いフィルムコンデンサーを用いるとコストは数十倍にもなるでしょう。 3Wの真空管アンプが存在するように、質の良いアンプは小出力でもスピーカーから良い音を引き出すことが出来ます。そして必要なのはドライブ力です。無帰還アンプが小さなACアダプターでよい音をスピーカーから引き出すことができるのはこのような根拠があるからなののです。
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