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2019/05/06(月)
音質、スピーカーのドライブ力を損なう要因
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1.多量の負帰還をかけること 2.多量のトランジスタを使った回路。増幅回路の他に安定化回路などの付属回路が多い。 3.回路の一部または全体にICを使う。ICには多くのトランジスタが存在し、さらに多量の負帰還をかけている。 4.DCから超高域まで増幅する回路。入力に加わるすべてのノイズ成分を増幅し出力に伝える。 5.大容量の電源回路。ここに大容量の電解コンデンサを搭載すると、アンプに流れる高速な信号に対して速い応答ができない。 大容量の電源トランスを搭載すると、AC電源1次側からのノイズの流入が多くなる。
無帰還アンプは上記のポイントを抑えて、真空管アンプをも越えるほどの音質、ドライブ力を得ることが出来ました。昨日は、10数人のオーディオ・ファン、オーディオ・メーカーが集まり、トランジスタ無帰還アンプと力の入った数台の真空管アンプの試聴、デモが行われました。その中で、大きさ、重さ、コストが最小の無帰還アンプの良さが認められました。信じられない結果です。 スピーカーは、卵型スピーカー、B&W、超大型のJBLスピーカー等々。 なお、比較試聴のために持ち込まれた真空管アンプはどれもが上記のポイントを抑えた作り方でした。中でも鈴木社長のシンプルな真空管アンプは見事な音を聴かせてくれました。
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