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2017/02/04(土)
よい音のためになるヒントからアンプを開発
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卵型スピーカーは低音を出しにくいスピーカーと見られていました.その理由の中には、小型であること、エンクロージャーが密閉型であること、能率が低いことなどがあります. しかし、「アナログを蘇らせた男」に書かれているように、アナログの基本に立ち返ってスピーカーとアンプの結合を考えて実験した結果、成功したのです. 卵型スピーカーだけでなく、スピーカーが本来の実力を発揮出来ないでいるのは、アンプに原因がありました.音のよい真空管アンプと同様に、半導体でも実現出来ることが証明出来ました. 良質な音楽ソース(相島技研ではCD-Rでもよい)であれば、「ぞくぞくっ」とするような音楽表現が可能です. シンプルな単一の振動ユニットの良さとエンクロージャーのユニークさが,最大限に発揮されているようです. 「このスピーカーが出せる音はこれが限界」と考えるのは全くの誤りです.事実は「アンプの限界」だったのです.
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