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2015/07/30(木)
アンプとスピーカーの間その3
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「レコード芸術」8月号にOTLアンプ用の音質改善アクセサリーが紹介されました. (写真は、村井さんから返送されてきた取材用の試作品です.記事に記載されたものです.) 村井さんのルーメンホワイトに接続し、ハルクロのアンプでドライブすると,このスピーカーからは,いままで望んで聴けなかった音が聴こえてきたということです. 半導体アンプの殆どは(マッキントッシュを除き)出力トランスを搭載していません.(いわゆるOTLアンプ)そのために、スピーカーとのマッチングがうまくゆかず、スピーカーが本来の性能を発揮できていないようです.それを解決するのがこのマッチング・トランスです. 村井さんの場合のように高額の重量級アンプがスピーカーをコントロール出来ていない例は多いのです.小出力の真空管アンプを使うと好ましい音でスピーカーが鳴るというのは、真空管アンプが出力トランスを搭載しているからというのがその理由の一つです.
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