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2015/12/31(木) 長寿命の音楽メディア
音楽メディアの変遷は100年以上にわたり,25年目毎に新しいメディアに置き換わって来たと言われています.
SPレコード、LPレコード、CD(コンパクト・ディスク)とあり、中でもCDは25年で消えずに次世代メディアに置き換わること無く33年が過ぎました.
CDはフォーマットを変更することなくいままで考えられていたような音質ではなく、ずっと「良い音」で聴けるとわかれば,さらに永く使い続けられるでしょう.
LPレコードは,CDが現れて後になって再生方法が進化したために,理想に近づけたプレヤーを用意すれば、予想もしなかった程の「よい音」で聴くことも可能です.
また、カセット・テープも現れてから50年も経ちますが、これからも消えることがないようです.

2015/12/30(水) CDはなぜ音が悪かったのか
「よい音」研究の結果わかってきたことがあります.
CDメカの改良、DAコンバーターの改善、音質改善に有効なポイントを実行するのが、制振加工、クロック交換、電源ノイズ対策、トランスの採用、等です.
アナログ音質を忠実再生するためには、ADコンバーターおよびDAコンバーターの改善が必要でした.
そこで実行したのが、ゲルマニウム・トランジスタ、真空管、ファインメット・コア・トランスの採用です.また、製作した音質のよいDAコンバーターの1台には,PHILIPSのTDA-1541Aを搭載し、ノン・オーバー・サンプリング動作としています.
16bit、44.1kHzの音質を100%引き出せないままで、この規格を変更しても意味がありません.

2015/12/29(火) CDはなぜ音が悪いのか
「ステレオ時代Vol.5」に中島平太郎氏へのインタビュー記事があります.
CDが発売された後ある日私の席に中島さんから「CDの音が悪いといわれているがなんとかならないだろうか.」と電話があり、すぐにアンダーグラウンドで「よい音プロジェクト」が発足しました.成果が上がり、”レーザーダイオードを交換すると音も変わる”という発見もありました.
その後独自の形式で音のよいDAコンバーターなどの開発に繋がっています.今では、「これはアナログの音ですね」とまで言われるほどの
高音質で聴けるようになっています.
既に、数人の方に「エージング用CD」を試して頂き報告を受けています.これも「よい音」研究の成果の一つです.

2015/12/27(日) パワーアンプ用出力トランス
この1組のトランスは、マルチスピーカー,マルチアンプ・システムの低音用の半導体パワーアンプに接続します.
中音、高音のスピーカーは真空管アンプに接続されているので、音質について問題ありません.低音スピーカーの音質がこのトランスを接続することにより解決出来ることから、採用されました.
トランスと共に付属品として,「エージング用CD」を送りました.方々で試してもらい報告をいただきましたが,確実な音質改善効果があります.
また、試聴機の貸し出しの際にも「エージング用CD」を付属させています.

2015/12/18(金) 初めて聴こえるLPサウンド
レコードに刻まれた音を100%取り出してみる.この課題に挑戦したプレヤーの一つです.
要はナイフエッジにありました.M2052制振合金の唯一無二の特性が発揮されて、カートリッジの針先の動きが忠実に信号変換されたためと考えられます.
レコードに録音された音はマスターテープの音からデフォルメされていたのではと考えられていました.しかし,忠実再生の能力を備えたレコードプレヤーの音を聴くと、レコードの音ではなく、これがマスターテープに録音された音に近いこともわかります.
M2052制振合金の特質が活かされて,LPサウンドのすばらしさが,よく伝わってきました.

2015/12/17(木) ナイフエッジが決める音質
音質に優れたレコードプレヤーが完成しました.
音質を決定づけたのは、SMEの改造型トーンアームです.このアームのオリジナルは鉄製のナイフ・エッジを用いています.このままでレコードを聴くと、特別に優れた音質には聴こえませんが、この後の改造でレコードの音が一変しました.(黒い塗装が鉄製、白く見える部品がM2052制振合金製)
トーンアームの構成部品の一つの材質を変えるだけで音質がこれほど変化する例は他に無いでしょう.
この部品はM2052制振合金を削り出した高価(約10万円 工賃を含む)なものです.過去、10数本について実行しましたが、その結果得られたレコード再生の音質改善効果は確実です.

2015/12/13(日) SONYのダイレクトドライブ・ターンテーブルTTS-4000のモーター
SONYのダイレクトドライブ・ターンテーブルTTS-4000のモーターは,高音質録音のテープ・デッキREVOXのキャプスタン・モーターと同様に
格別に滑らかな回転、静かな回転をするモーターです.
これをM2052制振合金を用いて制振マウントすることにより、理想のプレヤーに近づけることが出来ます.すなわち、カートリッジの針先から始まって一巡するループに遊び、ガタが無く、その上不要な共振が生じないよう、重要な二つの条件を両立させることが出来ます.
さらに、質量、強度ともに大きなべースをコーリアンとフレームで組み立てたスケルトン形式として、共鳴の無い、両手でやっと持ち上げられる重いプレヤーになっています.

2015/12/12(土) アナログ再生を追求
SONYのダイレクトドライブ・ターンテーブルTTS-4000のモーターです.
相島技研のレコード再生は究極の方式で、このモーターで20kg近い質量のターンテーブルをリム・ドライブしています.
今回はお客様の注文により,M2052制振合金のナイフ・エッジを採用したSMEのトーン・アームと組み合わせます.
ダイレクトドライブ・ターンテーブルTTS-4000のマウント方法はとても重要な要素を含んでいます.制振マウントが必須の条件です.
針先に不要な振動を伝えないように、質量、強度ともに大きなべースにリジッドに取り付け、その上モーター、ターンテーブルの回転による振動を伝えないようにします.この際、ゴムやばねなどを使ったのではアナログ・ディスクの正確な再生は出来ません.また、SN比の高い再生が不可能になります.

2015/12/04(金) スピーカーのドライブ・アンプ
アナログ・ディスクを聴くと、録音された音のクオリティが素直に蘇ってきます.同様に、完成度の高い真空管アンプはスピーカーのドライブ能力が高いこともすぐにわかります.
今回試聴させていただいたアンプは6V6シングルで真空管整流の、とても音のよいアンプでした.
トランジスタ・アンプは出力の数値は高くても、スピーカーのドライブにはなぜか非力なものが多いのです.出力3Wのトランジスタアンプが大型スピーカーを楽にドライブすることを発見して以後,同形式の数十台のアンプを作り続けています.トランジスタ・アンプもトランスドライブ形式によってドライブ能力が高まるのではないでしょうか.

2015/12/03(木) 高音質LINE−VOLUMEコントロール
アナログオーディオへの最短経路です.
すべてのオーディオ・システムのウィーク・ポイントはただ一つだけ、それはヴォリューム・コントロールによる損失です。
一部の方々が考えられているLINEケーブル、スピーカーケーブルによる音質への影響は,本質的な問題ではありません.
このウィーク・ポイントを無くすための装置を製作しました。(製作予算は約13万円です。)
このBOXの内部構造は、単にVOLUMEを内蔵したものではありません。特徴はデジタル・ソースの音質劣化の原因を取り除き、本来のアナログ音質 に戻すためのキーパーツを組み合わせてPASSIVE素子のみで構成されています。したがって電源を必要とせず、それによる劣化要因もありません。


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