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2013/01/10(木)
年月を経て価値が増すコンバーター
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永い間に数多くのオーディオに触れてきましたが、年月を経て価値が増すものがあります. 銘機と呼ばれてきた機器の音を聴いて、新しい製品より魅力を感じることが多いのです.いま作られているものと較べて音の良さがあきらかに上回っています. 内部の作りを見ればその理由がわかります. 一例として、2006年に出来ていたnewDACですが、現在に至るまで様々なCDトランスポートやデジタル出力に接続して聴いてみると、常にデジタル音源特有の欠点を感じさせないパフォーマンスを示します.DSD音源を再生しても同様です. 最新のICチップは集積度が上がりましたが、旧式のチップと較べて薄っぺらな音になる傾向があります.16bitの信号を忠実にアナログ変換出来るのはむしろ古い方かもしれません. トランス結合のゲルマニウム・アンプや真空管アンプの音質は、最新の半導体アンプやデジタルアンプよりも魅力的です.
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