|
2012/07/30(月)
熟成の域に達したDAの音質
|
|
|
デジタルソースを音楽として聴くためには、人工的に、あるいは電子的に色づけされたと感じさせる要素をできるだけ排除しなければなりません。 巷で行われているデジタル回路におけるテクニックはその殆どが逆効果の結果をまねいているのではないでしょうか。 そこで、DAコンバーターの品質を向上させるいくつかの要件を取り入れて完成させたのがnewDACです。(2006年に完成し、ラスヴェガスのSHOWで公開。) 回路の特徴は、デジタル回路とアナログ回路の分離、量子化雑音の低減、オペアンプ(IC)の排除、精密なクロック回路、等々です。 デジタルオーディオの音質は、この中のどれか一つを採用しただけで聴きやすいものになります。さらに、クロックの交換だけでなく、電源部の交換も効果があります。 さらに、CD、DATなど16bit用のDACではノンオーバーサンプリングのメリットを感じさせる音質を確保できました。これを聴くと、どこかに消えてしまったようになっていた低音を取り戻すことが出来て、16bit信号はとても豊かな低音と解像度の高い高音が両立したフォーマットであったことに気がつきます。
|
|
|
|