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2012/07/30(月) 熟成の域に達したDAの音質
デジタルソースを音楽として聴くためには、人工的に、あるいは電子的に色づけされたと感じさせる要素をできるだけ排除しなければなりません。
巷で行われているデジタル回路におけるテクニックはその殆どが逆効果の結果をまねいているのではないでしょうか。
そこで、DAコンバーターの品質を向上させるいくつかの要件を取り入れて完成させたのがnewDACです。(2006年に完成し、ラスヴェガスのSHOWで公開。)
回路の特徴は、デジタル回路とアナログ回路の分離、量子化雑音の低減、オペアンプ(IC)の排除、精密なクロック回路、等々です。
デジタルオーディオの音質は、この中のどれか一つを採用しただけで聴きやすいものになります。さらに、クロックの交換だけでなく、電源部の交換も効果があります。
さらに、CD、DATなど16bit用のDACではノンオーバーサンプリングのメリットを感じさせる音質を確保できました。これを聴くと、どこかに消えてしまったようになっていた低音を取り戻すことが出来て、16bit信号はとても豊かな低音と解像度の高い高音が両立したフォーマットであったことに気がつきます。

2012/07/22(日) ホームオーディオの名作
ここにはアナログ、デジタルを超越した高品位オーディオの世界を教えてくれるスピーカーがあります。(QUAD/ESL)
数十年前から間近で聴く都度、ホーム・オーディオの楽しみの原点を確かめることになります。”暖かい音”が蘇ります。
先日の、相島技研での江川先生を囲むつどいの後に、STAXの製品を聴いて、スピーカーの音はこうあるべきではないかと一同感心した所です。
音楽ソフトから流れ出た信号の裸の姿を目の前に示してくれるのはこんなスピーカーなのです。
卵型スピーカーも反応のよさが発揮できれば、静電型のスピーカーに通じる能力を示します。多くの電磁型のスピーカーはユニットの金属部品がひずみを生じていますが、この卵型スピーカーはそれを排除したつくりになっているのです。

2012/07/20(金) ライブ録音の拍手の自然な再現
気持ちのよい音場が目の前に現れる理由の一つは、エンクロージャーを含む発音体の形です。
しかし、それだけでは気持ちのよさは実現出来ません。
このスピーカー(TGA-1B1/b)のよい所はひずみの少ないことです。つまり、供給する信号に忠実なのです。付属のスピーカーケーブルを、ナノテックシステムズ製(1000円以下/1mにつき)に交換してみるときめ細かな音になり、とても自然な、癒しのためになるような音も再生出来るようになりました。同様に、CDやCDプレヤーの質によっては硬さが正直に現れてしまいます。(特に、デジタルアンプの選択には注意しなければなりません。関係者の間では、真空管アンプがよいのではないかとも言われています。)
ひずみの少なさは、とくに振動板の形、質量が他のスピーカーユニットと大きく異なるのが大きな原因になっています。
また、通常の金属フレームを用いず、エンクロジャーも樹脂製なので、ひずみの発生が少なくなります。
(「STEREO」誌付録のスピーカーも樹脂フレームなのでひずみが少なく出来たユニットなのです。)

2012/07/18(水) これからのオーディオ用スピーカー
はじめてスピーカーの新しい方式が誕生しました。
このスピーカーで今まで聴いていたソフトを再生すると、とても自然な音場が現れます。
過去に形作られたエンクロージャーは、どこかに音場の再現を妨げる問題を残していたようです。きょうもこれを開発した設計者の話を聞いて、納得出来ることがありました。まずは、スピーカー・ユニットを箱形のエンクロジャーから卵型のエンクロージャーに入れ替えてみるだけで、新たな発見があるようです。
明日発売される「STEREO」雑誌の付録のスピーカー・ユニットも最適な材料です。このようなスピーカーが普及すれば、世界中の音楽ファンに大きな喜びをもたらしてくれることになるでしょう。
(相島技研で試聴していただけます。)(http://www.bifrostec.co.jp/degg/index.html

2012/07/13(金) デジタル録音の音質
デジタルオーディオのシステムでアナログ音質を得るためには、必ずチェックしなければならないことがあります。
「アナログ音源⇒アナログ再生」と「アナログ音源→(デジタルデータ)→アナログ再生」の比較です。
この二つを測定器で比較すると、データの上では優劣がつかないのですが、聴感比較を行うと、誰にもはっきり両者の違いがわかります。この二つを較べて似たように聴こえることが望ましいのです。
そのためには、「アナログ音源→”ADコンバーター”⇒”DAコンバーター”→アナログ再生」の忠実度をさらに改善しなければなりません。
ここの音質上の問題を解決できる可能性がまだまだ大きいので、デジタルオーディオはもっと楽しめるようになるでしょう。

2012/07/12(木) アナログ録音の音質
デジタル録音が導入され始めた頃に、デジタル録音機、アナログ録音機を同時に演奏会場に持ち込んで、録音を行いました。
このカセットテープを再生してみると、アナログ録音の確かなクオリティを聴くことができます。
いつでも、この時の同時に記録されたアナログ、デジタルの音質を比較することができます。オープンリールテープ、カセットテープ、デジタルオーディオテープのどれでも聴けるのですが、デジタル記録だけはオリジナルの演奏を再現出来ているのか疑問が残ります。
デジタルデータは、DAコンバーターによって再生音質が大きく変わります。現在、実現出来た高品質のDA変換によって、かなり忠実なオリジナルの音質が確認出来るようになりました。
一方、ADコンバーターが当時どれ程のものであったかを確認しなければなりません。

2012/07/04(水) 楽しめるカセットテープ
2本のカセットテープを再生。AD変換してCD-Rに録音しました。
聴いてみると素晴らしい音楽です。(海外製のミュージック・テープ)
こんなに楽しめる音質がカセットテープに記録されていたのには、あらためて感心しました。これを、いつでも、どこでも楽しむためには良質のAD変換装置でデジタル化するのが便利です。
軽量級DVDプレヤーと、DAコンバーターの最新作との組み合わせでカセットテープのよい録音が再現されます。
2005年以来、踏襲している方式ですが、元音に対する再現率を100%に近づけることができます。
これからも、無尽蔵にある世界中のミュージック・テープを大切にして行きましょう。

2012/07/03(火) 独立電源方式の音質
DAコンバーターの電源部を別筐体にして、回路部にはケーブルでつなぎます。これには理由があります。電源トランスの磁界を近づけないこと。チョークコイルの磁界も同様です。
また、回路部のトランス、増幅素子、部品に電源トランスからの振動を伝えないようにします。それでも、制振合金による振動対策が音質に影響します。不思議ですね。
今回できたものの内、ロシア球を使用した1台は特にすばらしい音質に仕上がりました。
独立電源方式の効果は、磁界、振動の影響を無くすだけでなかったようです。
デジタルをこれほどアナログに近い音で聴けるとは、期待以上の結果です。

2012/07/02(月) デジタル”データ”をアナログ音質に変換
組み立て中の装置は、どれもデジタルデータ(PCM,DSD)を質の良いアナログ音質に”変換”するために制作しているものです。
光ディスクや半導体メモリー、ハードディスクなどに収納されているデータは必ず質の良いアナログ信号に変換されなければなりません。
いままで、このような役目を持つ変換装置は数多く日常的に、意識されずに使われていることが多いのですが、これを吟味してみると、さらに改善が出来、そのような音を聴くとデジタル・オーディオについての見方が変わります。
1980年代に開発されたDACチップ、1950年代に製造された真空管、最近になって開発された水晶発信器、スイッチング電源、ファインメットコアのトランス、電源トランスなどによって構成されています。
このようにつくられた装置が正しいDA変換を行いますので、おいしく味わうことのできる冷凍食品のように、音源の持つ本来の味を再現出来るようになるのです。


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