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2012/04/21(土)
SACDプレヤーの改造
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クロック交換によってそのプレヤーの持つポテンシャルが最大限に引き出されるようになります。高額な機種にも例外はありません。SCD-1もその一台です。過去に何台も依頼を受けて、クロック交換と制振加工を行い、全く異なる音質に変わることが確認されています。 ここにあるのもその内の1台ですが、ピックアップ固定式のメカニズム、電源部、デジタル回路、アナログ回路などすべてに制振加工による振動対策を施してあります。DVD,ブルーレイディスク・プレヤーによるSACD兼用機と異なり、CD,SACDそれぞれの専用ピックアップを備えています。 しかし、アナログ出力の持つ音質はものたりなく、CDトランスポートとしてその優秀なメカニズムを生かすべく、デジタル出力のみを利用してきました。 今回、SACDのデジタル出力を取り出すための改造をしました。これで名実共にCD,SACD再生に特化したトランスポートになりました。 DVD兼用プレヤーと比較してその音質は、重心が下がり、さらに厚みが感じられるものになりました。(写真の端子はすべてデジタル出力用端子。)
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