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2012/02/21(火)
オーディオ・アミーゴvol.11
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登場の演奏家は、フルーティストの菅間リエさん。菅間さんは、十代でフランスに音楽留学されて、コンセール・バトワールで学ばれ、その間、ヨーロッパ現地で開催されているさまざまなコンクールに参加し、いつも入賞されて、恩師からコンクール荒らしじゃないかと、注意されたほどの方です。またハイティーンの頃に、パリでの路上でライブ中に、ジャズクラブのオーナーにスカウトされ、それとは知らずに晩年のデクスター・ゴードンやマイルス・デイビィスと共演するという、貴重な体験も持たれています。現在の演奏活動は、フランスを中心にヨーロッパがほとんどで、ソロはもちろん、ゲルギエフをはじめとして、各地の著名な指揮者との共演も盛んになさっています。 その一方、パリ大学で国際弁護士の資格を得て、音楽マーケットでのマーケティング・コンサルタント、コンサート・マネージャーとしても第一線で活動。ずいぶん前になりますが、当時まったく無名だったキャスリーン・バトルを探しだし、ニッカのCMにキャスティングしたのも、菅間さんです。つまりキャリア・ウーマンとしての一面もあって、まさにスーパー・ウーマンといえる方です。 対してオーディオ機器のエンジニアは、本誌9号、10号に登場いただいている相島彰徳さん。最近は、オーディオ機器の開発設計だけではなく、マスタリングも手掛けられており、その一弾として「松浦豊明の世界・第一集」を制作し、好評を博しています。
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