|
2012/12/14(金)
音の原点に還るものづくり
|
|
|
読んで感銘を受けた本です。 針跳びの少ないユニークな設計のトーンアームを搭載したレコードプレヤーの開発でも知られるVestaxブランドをつくったギターづくりをしてきた椎野秀聰さんによって書かれた本です。 オーディオ技術は情報の伝達手段の一つではありますが、私たちにとっては「音楽」のためにあるのだとおもいます。どれほど音楽を必要とするか、またどれほど音楽が好きなのか、どれほど音楽を知っているのかによりオーディオへの理解の深さが異なってきます。 最近は、如何にして音のよいマスター・ディスクを作れるかに注目しています。要になる人材、録音工房、メーカー、技術者の方々、ショップの方々と連携してこのプロジェクトをすすめています。 楽器作りとオーディオ作りの共通点、音に関する感性の磨き方など、この本に教えられることが多くありました。
|
|
|
|