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2012/01/27(金)
アナログ変換の意味
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CD,MD,MP3,SACD,DVD-AUDIO,Hi-Sampling-PCM等々、様々な形式が登場してきました。 その中で最も豊かな音を聴かせてくれたのが、DCCに用いられたPASC方式です。これはいまでも認めることが出来る事実です。データ圧縮をしているにもかかわらず、CD再生を超えるアナログ音質で聴くことができました。MDにはATRACという圧縮方式が使われましたが、MDとPASCが組み合わせられていたらどんなに素晴らしい音が聴けたかを想像できます。 CD再生でもこれに近い音質で聴けるように、newDACを完成させたのが約6年前です。 一方、現存する方式の中で、理論上もっともアナログ音質に近いといわれてきたのがDSD方式です。 この信号形式の真の音質を確かめてみようと試みています。 まず、CDをアナログ音質で聴くために採用したDACチップの中から、PCMにもDSDにも対応できるDACチップを選び、CDのためのDACと共通の回路形式とし、CDと同じ土俵の上で聴き比べることにします。 (いままでの体験では、同一のプレヤーでCD,SACDの比較をしても、SACDの音質に優位性があるとは認められませんでいた。) アナログレコードもCDも、そこに記録された音の真の姿を見ることが出来ないままでは結論が出せません。また、方式を変えてみるだけでは無意味なのではないでしょうか。
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