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2011/09/16(金)
音質優先の筐体設計
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コンパクトで低価格でありながら音のよいCDプレヤーがあります. 鉄板を使用しない筐体も音質がよい理由の一つです. オーディオの回路は鉄板の筐体で囲むと音質を阻害します.鉄板のカバーを取り外して音を聴いてみると、カバー(天板)のない状態では音質がよいのです.部品のリード線やネジ、その他に鉄を使わないのがよく、例え使う場合でも銅メッキするとその害が少なくなるのです. 昔、KENWOODが鉄部品を排除したチューナー、アンプを製品化しました.実に歪みの少ない音質が実現できていました. アルミ板を使うにしても、薄いアルミ板では強度が不足して薄っぺらい音になってしまいます. 銅板、ステンレス板、コーリアン板、厚さのあるアルミ板などはゲルマニウムアンプ,newDACなどの音質優先設計の必要条件の一つになっています.
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