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2011/09/30(金) PCからの音質向上のために
PCに収めた音源を取り出して聴く方法を試すことが多くなりました.
CD再生よりも歴史が浅く、まだまだ十分に検証されてないのが実体です.それでいながら、ハイビット音源の質を語ることがありますが、評価は定まりません.それも当然なことです.CD再生についてもここまでやってきてようやく真に迫る高いレベルの再生音が聴けるようになったのが事実です.
PC音源についてもそれに近いシステムを組み上げて、はじめて正当な評価を与えることができるようになります.
真空管バッファーを用いるなど、音質に関して十二分に配慮されたDAコンバーターが実力を示してくれる場面が用意されています.
相島技研のお客様の中には、ゲルマニウムDAコンバーターを導入され環境が整えられた方々もあり、これからがたのしみです.

2011/09/27(火) 箱の材質の音
振動板以上に無意識に聞いているのが、エンクロージャーの材質の音です.
木製の場合、聞いている音の多くの割合で木の音も聞いていることになります.これを確かめる為に、木製とコーリアン製の同じ寸法のエンクロジャーを用意しました.無色のコーリアンと較べて、木製の方は明らかに「木の音」が聞こえます.
さらに、表面の仕上げの違いが音に含まれて聞こえます.
アマチュアの木製エンクロージャーは塗装無しの状態で使われることが多いのですが、これがメーカーの製品の音とおおきく異なるところです.
そして、ここではまた木(合板または無垢板)とコーリアンの質量(比重)の違いも音質が異なる理由になっています.

2011/09/26(月) 音のよい振動板
私達の耳に届く音波は様々な材料から発せられたものです.
私達は常に自然界の中で、音の中で暮らしています.一時も途切れることなしに耳は感じつつ、その音がなにから発せられた音であるのかを判断していることになります.
オーディオを聴くということも、音楽を聴くということも同じ世界の中の話です.そこでは、どんな人の声、どんな楽器の音かを知覚すると同様に、スピーカーの振動板の材料の音を無意識のうちに感じていることになります.
無色透明の音を発する振動板が無いので、独特の材料の音に付き合わされているのです.
材料については、音がよいかどうかの判断に結びつかないもののようです.

2011/09/24(土) 良質な音源のアーカイブ
オープンリール・テープに取り貯めた高音質の録音があります.
アナログ・オーディオの全盛期に、送り出しも受信も現在よりも高い水準にあったことがわかる放送録音のテープの数々です.
同等のレベルで楽しめる音源は当時のLPレコードです.しかし、それを十分な品質で再生できるプレヤーはその頃にはありませんでした.
現在、非常に高い品質で再生できるプレヤーでアーカイブに収めることが出来るようになりました.
テープに収められた音源も、メディア変換をしてここに加えることが出来ます.
PCオーディオに頼るより、安心して楽しめる資産を確保することにしています.

2011/09/23(金) オーディオ、音楽を楽しむための資産
開業以来、蓄積されてきた資産があります.有形または無形の資産です.
現在では、要望に応じて無形のサービスから機材の注文制作まで、出来る限りのことに対応しています.
殆どは、他では求められない相島技研独自の内容です.
今後もこれを続けて行くとともに、これまでに蓄積された作品(アンプ、パワーエクストラなど)、半完成品、部品(DAC基板など)、材料(制振合金のパーツなど)を紹介しながら問い合わせに答えてゆくことにしています.
音質改善の独自のノウハウを活かした制振加工、クロック交換などにも引き続き応じます.

2011/09/18(日) 高品位のCDトランスポート
高音質のCDトランスポートが出来上がり、その音で優秀録音のCD-Rの演奏を楽しんでいます.
アナログ変換部以降はオール・ゲルマニウムによる豊かな音が実現しています.
トランスポートは、重量級のダイカスト製のメカがマウントされた旧型の製品を機械的にも電気的にも徹底して改造したものです.今回、さらに加えて無振動の底板を取り付け、電源部の半導体を高速素子、低ノイズの部品に交換しました.
アバド/ウィーンフィルのサントリーホール・ライブを聴くと、情報量豊かで厚みのあるオーケストラの音色が明瞭に再現されているのがわかります.

2011/09/16(金) 音質優先の筐体設計
コンパクトで低価格でありながら音のよいCDプレヤーがあります.
鉄板を使用しない筐体も音質がよい理由の一つです.
オーディオの回路は鉄板の筐体で囲むと音質を阻害します.鉄板のカバーを取り外して音を聴いてみると、カバー(天板)のない状態では音質がよいのです.部品のリード線やネジ、その他に鉄を使わないのがよく、例え使う場合でも銅メッキするとその害が少なくなるのです.
昔、KENWOODが鉄部品を排除したチューナー、アンプを製品化しました.実に歪みの少ない音質が実現できていました.
アルミ板を使うにしても、薄いアルミ板では強度が不足して薄っぺらい音になってしまいます.
銅板、ステンレス板、コーリアン板、厚さのあるアルミ板などはゲルマニウムアンプ,newDACなどの音質優先設計の必要条件の一つになっています.

2011/09/14(水) 筐体の材質と音質の関係
ヨーロッパ・ブランドの製品は、高額でないにもかかわらず音質のよいことを発見します.
国内の製品、アメリカ・ブランドなどにない特徴は、筐体に鉄が使われていないことです.鉄の筐体は、回路に歪みを発生させます.
音質の良いトランスポートの底板を鉄から非磁性の材料に交換することにしました.振動に関しても鉄板より有利です.
さらに、制振合金のインシュレーターを取り付けて、音質を改善しました.
これだけのコストをかければ、期待以上の改善効果によって、トランスポートが理想的なパフォーマンスを示します.

2011/09/13(火) 耳のよいお客様
耳のよいお客様との出会いが多くあります.
ピアノ演奏家、指揮者、音楽愛好家、家庭の奥様の中に多いのです.つぎに、オーディオ・ファンの方々です.技術の専門家ではありません.
冷静に見ると、電気技術者やオーディオの設計家よりも、そうでない方々の評価の方が正しいことが多かったのです.理論によらず、耳に頼る純粋な評価がとても信用できます.
そして、そのようにして得られた評価は、もちろんオーディオ技術者を含めた多くの人々に支持されます.
5万円でおつりが来るCDプレヤーは、音楽ファンである家庭の奥様のところに納品されました.このシステムは5年前に、高額ではありますが音がよい超小型スピーカーの一号機が組み込まれています.CDに込められている音楽のすべてが聴こえるようなシステムになりました.

2011/09/10(土) ゴムを除去して音質改善
音のよいCDプレヤーの電源トランスは、ゴムのクッションを介してシャーシーに固定してあります.
電源トランスの宿命として必ず振動が生じるので、これがそのままシャーシーや回路、光学メカニズムに伝わります.その振動を少しでも防ぐつもりでゴムのクッションを使います.しかし、ゴムは柔らかいのでトランスの振動を抑えることが出来ません.トランスの振動はそのままで、シャーシーには別の振動が伝わることになります.
ゴムに代わってこの問題を根本的に解決できるのが、制振合金です.
この材料がシャーシーに伝わる振動を抑制できるので、各所に伝わって音質をがいしていた原因が除かれることになります.
再生音はずっと静かになり、音が良くなることを実感できます.

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