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2011/05/26(木)
3.DAコンバーターからアナログ出力までの改善対策
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DA変換を正確に行うには、クロックの品質が良くなければなりません.単にクロックが正確なだけではよい音質は得られません.音質改善のためには、精度よりもDAコンバーターの性能が十分に発揮される条件が重要になります.音質を考慮した設計のクロックと、クロック用の専用電源(ノイズカット電源)を取り付けます. DAコンバーターを通過した信号はアナログ信号になります.しかしこのままでは、きれいなアナログ信号になっていないのです.(残留する量子化雑音などのため)そのために、フィルター回路を通りますが、音質を十分に考慮した設計の回路になっていなければ、デジタル臭の残る硬い音質になります.簡単に、IC(オペアンプ)を用いた通常の回路では、欠点が残ることが多いのです. アナログ信号段の回路では音質を害さない部品が使われなければなりません.ここでも、半導体素子、真空管、コンデンサーなどが振動の影響を受けています.これらの部品に振動対策をすることによって音質を改善することが出来ます. ここにも、電源からの影響があります.回路につながる電源安定化の部品(レギュレーター、コンデンサーなど)にも振動対策を行えば効果があります.
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