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2011/03/03(木)
音の違いは電子の移動速度
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現在進行中の電子機器の世界では、特にコンピューターに関してスピードを速める方向で開発が進められています. 一方、オーディオの世界ではデジタル、アナログが音質を決定する作用をしていますが、その動作には能動素子が大きく関わっています. 信号の増幅には半導体、真空管が使われ、電源にも同様な素子が使われてきました. 最近、音質が格段に向上した理由の一つは増幅素子にあると考えています.いままで、音質を比較しながら、真空管をリファレンスとし、シリコン、ゲルマニウム、ガリウムヒ素などを使ってきました.それぞれの材料の違いが音質に反映しているようです.データを調べて比較してみると、電子の移動速度が大きく関わっているようです. 一見、オーディオ帯域ではあまり関係がないように見えますが、音を聴き較べてみるとその差ははっきりしてきます. シリコン・オーディオのレベルを超えるものが実現出来るのではないでしょうか.
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