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2011/03/22(火)
デジタル信号からの絶縁
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DA変換が成功したときには、真のアナログ信号に近い音を聴くことが出来ます. はっきりしてきたことが一つあります.アナログの音を聴く為にはデジタル信号から遠くに離れた方がよいのではないかと考えました. いまでは常識になっていますが、ノイズから遠ざかることがよい音の為の必要な条件です. アナログ信号はそれ自身でノイズを含んでいます.それなのに外部からのノイズが音質を害しています.(電源部からのノイズがよい例です.)デジタル信号そのものがアナログ信号から見てノイズ源に見えます. (付) 原子力発電と同様に、デジタル・オーディオの利用は禁断の果実に手を出してしまったことになります.利用による利益に対しては多大の対価を払わなければならないのです.そうでなければ、被害を受けるだけで終わってしまい、また原始的な方式(アナログ録音、アナログ再生.)に戻ることになります.ここで知恵を出せば、害を最小限に抑制して暖かい音を取り戻せる可能性があることがわかってきました.デジタル信号は、アナログ回路から見るとノイズそのものに見えるので、できるだけ「絶縁」あるいは「隔離」が必要なのです. また、測定出来る数値だけではどれほどの害を受けて音質が悪くなっているかはわかりません. したがって、デジタル信号を遠くに配置するか、絶縁できればよいのではないかと考えました.そしてデジタル信号のアナログ化が成功したのではないでしょうか.
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