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2011/03/20(日)
失われていた音、取り戻せた音
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アナログ回路の開発プロジェクトを進めてきたところ、取り戻したいと強く考えてきた音が戻ってきました. 採用出来たゲルマニウム・トランジスタ、トランス、真空管等々により、デジタル時代になって以来失われていた音が聴けるようになりました. 心地よく楽しめるようになったソフトの一つが、弦楽の合奏です.マントヴァーニ、レーモンルフェーブル、MICHEL LEGRANDオーケストラのLP再生に近い聴こえ方を感じることが出来ます.ほぐれた弦楽器の音が聴こえます.コントラバスなどの低音楽器の存在が明確になり、相対的に低音の量が増しました.その結果、楽器の音が柔らかく聴こえます.当然のことですが、高音部の繊細さはデジタル信号からは聴いたことがない程に感じます.
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