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2011/02/14(月) 質のよい低音を楽しむ
オーディオを楽しんできた人々には低音を楽しみたいという想いがあります.
真空管をDAコンバーターに使ってみて、これならばよい低音が聴けるということもわかりました.質がよいだけでなく、豊かに感じる低音です.CDを聴き始めて以来、なぜこんなに低音が聴こえなくなったのかが疑問でした.それを真空管が取り戻してくれたのです.
アナログのみの時代に、トランジスタ・アンプを真空管アンプに交換したときにも同じ体験をしました.
太鼓の音とコントラバスの音が同じに聴こえてしまうスピーカー、アンプでは、楽しいオーディオと言えません.質の良い低音を聴くことが出来て初めて、音楽を飽きずに聴けるのです.
また、同時に柔らかい高音も実現できることが証明できました.

2011/02/08(火) デジタル・オーディオ(D.A.)の正体を隠すもの
DAコンバーターの音質の鍵は、デジタル回路ではなくアナログ回路であることを発見しました.同時に、音質の半分は電源部が決めていることもわかります.
DAコンバーターのチップが出力する信号はアナログ信号なので、この音を直接取り出して聴くことも出来ます.この音を聴いてみるとデジタル臭が強く、よい音ではありません.まだ、完全にアナログ信号になっているとは思えません.
そこで、すべてのDAコンバーターはこの信号をアンプに入力しますが、この段階で音質が決定付けられるのです.
今回もここにパッシブ素子とアクティブ素子を組み合わせました.
すると、隠されていたデジタル信号の正体が明らかになってきます.

2011/02/07(月) トランスと真空管の組み合わせ
幸い、市場には数多くの、それも種々の種類のトランスが存在しています.
音楽ソースの忠実再生を追求して行くと、トランスと真空管の組み合わせが答えの一つであることがわかりました.この形式は、過去、現在、未来に一貫して評価され続けている真空管アンプの回路そのものです.
業務用の機器がクオリティを二の次にして考えられている現在、音楽愛好家でもある我々がより高いクオリティを実現するしかありません.その時の有力な手段の一つが、トランスと真空管の活用だったのです.
音楽ソースの真の姿を聴いてみる為には、ヘッドホンを、優秀なヘッドホンアンプでドライブするのが近道です.

2011/02/06(日) セレクターとアッテネーター
喫茶ナチュラル設置されたセレクターとアッテネーターです.
ゲルマニウム・パワー・アンプに入力するソースを選択し、音質劣化なしに音量調整が出来ます.
入力ソースがどんなに鮮度が高いものであっても、音量調整の段階で鮮度は50%程に落ちてしまうのが普通でしょう.この組み合わせのような贅沢はどこでも出来ないのですが、一度この組み合わせで音を出してみると音楽ソースが本来持っている質の高さが目の前に出現します.
質の劣化を伴わずに音量調整の出来るコンポーネントは、システムの弱点を確認できる有力な道具になります.

2011/02/05(土) 常時公開のオーディオシステム
工房のオーディオシステムは,どなたにも試聴していただけます. 原則、年中無休です.(特に 希望された方にはお届けしてご自分のシステムに組み込んで聴いていただく場合もあります.)
スピーカー、CDプレヤーはここで聴いてもその音質がわかり易いのですが、アンプ、DAコンバーターについては,その音の本質的な部分がわかり難いのかもしれません.特に、ゲルマニウム・トランジスタを搭載したものはその本質的なよさが理解され難いようです.シリコン・オーディオの世界のものと別格に感じられるかもしれません.それでもいままでに気に入ってくれたお客様は、ここで音を聴いてすぐに注文されました.アンプ,DAコンバーターは無色透明であるべきですが、特別に癖が無いものは存在感が感じられないからだと思います.
コンポーネントの入れ替えも可能で、お持ちになっているものを持ち込まれてその実力を判断することも容易でしょう.アナログ・ディスクや過去のメディアも聴いていただけるよう,出来るだけの準備をいたします.
CDトランスポート、DAコンバーター、LPレコードプレヤー、パワーアンプ、スピーカーにはリファレンスとなるものを用意できています.

2011/02/04(金) 新プロジェクトの進展
新しい展開です.
オーディオにはまだまだやるべきことが山程あることが証明できます.
デジタルの数値を追いかけていてもなかなか展望が開けません.意外なアイデアからヒントを得て、デジタル・オーディオの世界に光が見えてきました.1619,12AX7,12BH7Aなどが、CDの本当の姿を見せてくれる可能性があります.
音楽をシリコン・オーディオの狭い世界の中で聴くのでは,豊かなものが失われているのかもしれません.
一例ですが、ギター・アンプにはシリコンのみに頼らず、ゲルマニウムや真空管が導入されています.

2011/02/03(木) 真空管の取り付け方
オーディオの増幅素子として使う真空管は半導体と同じように、外部からの振動によって音質が顕著に変化します.従って、真空管ソケットを簡易にプリント板に取り付けたのでは本来の音質のよさを発揮できません.
そこで、高音質の実現を前提にする今回のプロジェクトでは、手を抜かないで、最もよいと考えられる方法を実行します.
薄い金属のシャーシーには取り付けないで、コーリアンのベースを使います.振動効果の高いM2052制振合金のM3ネジで固定します.
真空管ソケットの取り付けに際してゴムを介して振動を遮断する方法があります.これはハウリング(振動によるフィードバック現象)を防ぐために使われた手段です.この方法では、真空管自身の振動を防ぐことが出来ません.リジッドに固定し、同時に振動を消すことが重要なのです.

2011/02/02(水) プロフェッショナルの機器
業務用の音響機器に触れたり、また、その開発に関わる研究室にお世話になったり、さらに製品の製造現場を体験しながら、オーディオ・ライフを送ってきました.
様変わりした業務用の機器は、音質レベルが低くなってきたということを感じます.一般のユーザーが使う音響機器の音質は業務用機器の音質レベルを超えていることは事実です.音楽ソフトの録音現場では、家庭用のオーディオ製品を使っているのを目にすることが多くなりました.
例えば、音楽ソフトの録音時にその音質を左右するADコンバーターとして、家庭用DATレコーダー、CDレコーダーのADコンバーターを使えばより高音質の録音が出来るのです.

2011/02/01(火) レコードプレヤーの再調整
重量級(30kg以上)のレコードプレヤーは基本的に、カートリッジを除いてそれぞれが質量の大きいパーツを用いて組み上げられています.リフォームの為に組み立て直すことになりました.
質量が大きい部品は振動しないだろうと考えるのは間違いです.また、硬い材料は振動に対して強いと考えるのも誤解です.かえってそのような材料程、振動は減衰しないで伝わります.部品がどんなに重くても、また硬くても振動は固体の中を減衰しないで伝わります.
レコードプレヤーの音質のよさを求めるときに、最大の害となるのは部品の振動です.ピックアップはプレヤーに生じたどんな微細な振動も逃さず拾い、音に変換する働きをしています.感度が高いピックアップ程,不要な振動を拾う能力も高いのです.
これを解決する方法は一つしかありません.微細な不要振動をなくすために開発された硬度の高い材料、M2052制振合金を利用します.構成部品を互いにリジッドに組み合わせることが重要なポイントです.どこにも、ゴムやスプリングを挟みたくないのです.


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