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2011/12/24(土)
音のよいトランジスタ
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日本でつくられた初期のトランジスタはゲルマニウム製でした。 JBLブランドの音がよいことで知られたトランジスタ・アンプにはゲルマニウム・トランジスタが使われていました。YAMAHAエレクトーンの初期モデルの音源ボードには、NEC製のゲルマニム・トランジスタが搭載されています。(内蔵のパワーアンプは真空管アンプ、スピーカーはPIONEER製です。) この時期のラジオにも使われており、皆、よい音で聞いていたのです。SONY,SANYO,NEC,富士通,MOTOROLAなどのトランジスタが残っています。”SANYO"製のパワーICは多くのオーディオ機器に搭載されました。 現在、相島技研のリファレンス機器に使われるトランジスタはすべてが、ゲルマニウム・トランジスタです。ヘッドホンアンプ、パワーアンプ、イコライザーアンプ、DAコンバーター等々。
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