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2010/12/31(金) 最も印象に残る音
2010年一年の間いろいろな再生音を聴いてきました.今年最後に聴いたのは、メンテナンスを完了したDS−10000で聴いたSTR−100のアンプの音です.
このレシーバーは生産されてから40年以上経ったもので、メンテナンスの為に預かりました.オリジナルの状態で出てきた音は、全く自然で、どこにも欠点が無いようです.
アンプとしてこれ以上のクオリティは考えられません.お気に入りのCDが新たな感動をもたらします.
次の開発計画は、ゲルマニウム・ヘッドホン・アンプです.
元ソニーのヘッドホン・グループの開発担当者と共同で(経堂で)企画しました.

2010/12/26(日) 忘れられない旧製品
原点となる音を忘れないように再び三たび持ち出して聴く、アンプとスピーカーがあります.「よい音のオーディオ」のリファレンスとなる音を聴かせてくれます.
まだCDなど想像もできない時代に、コンパクトで音のよい、さらに安価で誰でも使えるステレオセットがありました.
このレシーバーとスピーカーに、最上級のCDのソースを入力します.すると、これなら満足と言える音楽を聴くことができます.そして次に、考えさせられます.今のオーディオはどこが進化したのだろうか.この装置から聴こえる音以上の音を他のシステムからは、なかなか聴けないのです.
3Wの出力のアンプと16cm口径のスピーカーの組み合わせです.

2010/12/25(土) アンプの電源装置
トランジスタ製品はアンプもDAコンバーターも、電源部を別筐体として分離することが音質に関して有利に働きます.
振動、電磁波を遠ざけることができます.
真空管アンプは、回路部と電源部を同じシャーシに組み立てることが常識になっています.
いま開発中の真空管アンプは、回路部と電源部が別筐体です.

2010/12/24(金) 素子を交換して音質確認
アンプの音はスピーカーの次に身体に近いところにあり、毎日のように肌に感じているものです.
ゲルマニウムアンプの音に接してみる体験があれば、その色付けの無い暖かい音質を忘れられなくなるでしょう.
真空管の品種による音の違いを楽しめると同様に、トランジスタにも様々な音色があります.
ソケットを用いるとこんな利点があるので、採用しています.

@相島技研の地図 更新しました.

2010/12/23(木) 振動問題の解決方法
スピーカー設置の状態によって音は変化し、ストレスのない音にすることもできます.
今回はエンクロージャーの底板に、0.1mmの制振合金を貼りました.これまでも不要な響きは少ないものとして聴いていましたが、振動対策として効果がはっきり認められました.
こんなに小さな、硬いエンクロージャーでもかなりの付帯音が発生していたようです.エンクロージャーの表面積がこれより大きいものでは、想像を超える付帯音があるに違いありません.いつもは聴いていながらこのことに目をつぶっているのでしょう.

2010/12/22(水) 真空管回路の基礎実験
デジタルオーディオの音質について期待できると気付かせてくれたのは、真空管式のDAコンバーターでした.昨日は、McAUDIのPCオーディオを聴かせてもらいましたが、この時もDAコンバーターが音質を決めていると感じました.
アンプ、DAコンバーターに搭載する回路は、ゲルマニウムトランジスタを利用していますが、半導体回路でありながら真空管アンプの音色に近いのです.その回路の原点は真空管アンプから来たものです.基本の回路は、3石アンプです.
”記憶に残る真空管アンプの音”を再現できれば、さらにストレスが少ないオーディオ生活を送れるようになるでしょう.

2010/12/19(日) 高忠実度DACのキーパーツ
スピーカーのドライブ能力について再認識したのは、出力がわずか3Wのゲルマニウムトランジスタアンプが100万円級の4WAYスピーカーをドライブ出来ることを知った時からです.当時、そのスピーカーの為に用意されていたこれも100万円級のアンプに勝っていました.
その後、ゲルマニウム・パワーアンプをリファレンスとしてきましたが、デジタル・オーディオの不満をゲルマニウム・トランジスタで解消出来ることがわかり、いまでも十二分に満足出来るDAコンバーターが実現できました.
そのキーパーツはやはりパワーアンプと同じものでした.

2010/12/18(土) 真にナチュラルな音のためのキーパーツ
たったこれだけの部品と、温故知新の気持ちがあれば、心あたたまるホームオーディオを自分のものにできます.
30年まえから何十台も作ってきたゲルマニウム・アンプの部品です.基本は3石トランジスタ・アンプです.モデルになったアンプは、アメリカのJBL、日本のトリオ、ソニーの製品として40年も前に市販されていました.
一方、1本の真空管と2個のトランスで構成されたアンプは極上の質を持っていました.未だに、これを超えるアンプの音を知りません.
オペアンプ、DCアンプ、と称される回路では、リラックス出来る聴き方ができないのかもしれません.よいアンプのノイズを拡大して聞いてみるととても柔らかく穏やかな音で、これがアンプの性格を表しているようです.

2010/12/17(金) PCからの再生
PCのメモリーに取り込んだ音楽をPCから直接再生してスピーカーから聴いてみるとどんな音になるのか.オーディオシステムの音質チェックにも使われることが多くなりましたが、まだまだ未完の印象です.
音質チェックには、まず信用出来る音源をリファレンスとしなければならないのですが、PCからの直接再生ではこの要求を満たしてくれません.
普通の環境でPC再生を行うと、簡易なCDコンポ程度の質で、CDウオークマンにも勝るとは言えません.
信用出来る音源といえるソフトの作成には、おなじPCを用いて納得できる結果が出ています.
今後は、PCからの再生でもどこまで質を高められるかに取り組みます.

2010/12/16(木) 再びチューンアップでSCD-1が変身
SCD-1のモーター・ベースが薄いという記述に、さらに改善の手段を講じて欲しいと送られてきた一台があります.
既に、DENTECによるクロック交換(NeutronStar/DENTEC+PPU12)
さらにM2052制振加工と,しっかりチューンアップされています.
実行したのは1.メカベースの強化による音質改善
      2.クロック電源のノイズ対策   です.
1.については、既にM2052制振加工されていれば無対策の状態より改良出来ていると考えてよいでしょう.これを今回さらに強化しました.
2.については、既に2009年以前からの相島技研のクロック交換時に行っていたことです.
再々のチューンアップにより、また見違えるほどの変身ぶりです.顕著に違いを感じたのはSACDのアナログ出力を聴いたときで、ディスクのクオリティの良さを表せるようになりました。

12月絵日記の続き


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