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2010/11/10(水)
測定データの限界
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オーディオシステムすべてのコンポーネントのクオリティを評価する際に、その設計者が測定値を引用して説明することがあります。 例えばその内の一つが「ノイズ」の数値です。 あらゆるところでノイズが少ないことはよいことですが、ノイズの少ないものが多いものより、音質が良いとは言えません。それよりも、例えば”正しい”振動対策をすれば予想も出来なかったような音質改善効果を体感することが出来ます。(測定した数値では全くその効果は表せません。) 音質を評価するのは聴く人の”感覚”です。 近くのオーディオ仲間の一人がゲルマニウムアンプを使い始めたところ、彼の奥様が「私の部屋で同じ音質のオーディオが欲しい」と頼まれたそうです。それまでは,彼のオーディオが邪魔者扱いされていたそうですが。 そこで、トランジスタ,制振合金を含む一台分のパーツを揃えることになりました。(写真は、部品表と必要な部品の一部。)
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