|
2009/08/13(木)
アナログとデジタルの共通点
|
|
|
このレコードプレヤーはターンテーブルにモーターが直結しています。シンプルな構造なので、モーターの回転数=ターンテーブルの回転数です。CDプレヤーのターンテーブルも同じ構造の機種が殆どです。 この方式の欠点は、モーターが直結なので振動もターンテーブルに直に伝わっていることです。LPもCDもディスクに振動が伝わることにより、音が濁ります。 回転数が正確であることも重要ですが、そこに細かなノイズ成分が加わることの方が、音を濁らせる大きな原因になることが証明されています。 回転数のゆっくりした揺らぎは、音の悪さを感じさせません。 そこに生じる微細な振動を劇的に取り去る効果を持つのが、M2052制振合金です。モーターの固定ネジにM2052のワッシャ−を挟みました。 (デジタル方式では、回転を制御するのがクロックですが、クロックの周波数の精度よりも、細かな揺らぎの方が悪い影響を与えます。半導体メモリーから再生する場合にもこのことは重要です。)
|
|
|
|