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2009/07/11(土)
古い技術と決別して新しい音と出会う
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電源部がオーディオ回路の音質を支配することは明らかな事実です。 CDプレヤー、アンプ、DAコンバーターなどの開発途上で、古くて新しい真理に気がつきました。これは、この一年間の最大の発見と言ってよいでしょう。 回路に直流を供給する電源部に大容量の電解コンデンサーが使われています。これが、機器のパフォーマンス、信頼性についてマイナスの要因となっています。したがって、巨大な、大容量の電解コンデンサーの搭載を強調する考え方には大きな疑問があります。 電子機器(ラジオや無線通信機)が実用化された当初は、電解コンデンサーは使われていませんでした。それよりも質の良いコンデンサーが使われていたのです。時代が進むにしたがって、その頃よりも質の悪い音を聴くようになったことになります。 良い音を聴く為には、電解コンデンサーと決別すべきと考えて、電源部の設計をすることにしました。
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