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2009/12/02(水)
微細パターンの欠点
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デジタルオーディオはその回路の大部分がICによって構成されています。殆どすべてがと言ってもよいのです. 今回、音質改善の対象になったPCオーディオ用のプロセッサーはアナログ部分も含め、すべてがICです。ICの内部は既に幅が1ミクロン以下のとても細いパターンで配線されています。 (相島技研のリファレンスのDACはアナログ部分にまったくICを使いません。) 音を聴き較べながら、アナログ回路のICの制振合金対策を行いました。アナログ信号の出力回路には一般的なOPアンプが使われています。 一つ一つのOPアンプのパッケージにM2052制振合金のディスクを貼りつけました。その結果明確な変化が表われて、ワイドレンジで解像度の高いDACに変身しました。オーケストラの低音楽器の存在が明確になりました。同時に、場の空気感といえるようなものが現れます。 小さなICを使っているにもかかわらず、伸びやかでスケールの大きな音楽表現になりました。
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