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2008/02/11(月)
トランス接続のすすめ
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半導体素子は軽薄・短小の為にはとても有効なものです。 しかし、オーディオ回路に半導体素子を多用すると、クオリティの低下は避けられません。 たとえば、バランス接続の端子を設ける為に専用の回路が組み込まれていますが、ここに多くの場合半導体素子(オペアンプ)が用いられます。その結果、バランス回路の利点がいかされずに、逆にアンバランス回路を使う方が音質劣化が少ないこともあります。 バランス接続の利点を生かすには、音質に関しても吟味されたトランスを利用するのがよいのです。 バランス接続用のアダプター(バランス⇒アンバランス、またはアンバランス⇒バランス)を使えば、バランス端子がある場合もない場合もアンバランス接続より音質を改善できるかもしれません。
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