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2007/09/14(金)
アナログ再生の要その三
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トーン・アームにも改善できるところがあります。 レコードの溝をトレースすることにより、針先の動き(振動)が、シェル、アームに伝わりますが、さらに回転機構、支持機構を伝わって取りつけ部に達します。このアーム・ベースの部分にM2052を挟むことによって、不要な振動を吸収し遮断することができます。ゴムなどの素材ではこの解決にはなりません。 特に、ここに使用したアームの設計は、精密な考え方で行われていて、すべての部分の剛性が高く、ガタがないように出来ています。したがって、どこにも不要振動の逃げ場がないのです。 この場合は、特に、ゴムではなく、剛性の高い特殊な合金M2052が有効で、良い結果になります。
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