|
2007/05/09(水)
計測されない雑音の処理
|
|
|
音質のよいCDプレヤーですが、さらに高品位の音で聴けるように、チューンアップを依頼されました。 高品位クロックの取り付けと制振合金による改善です。 よい音の再生を妨げる原因の一つに、機械的振動があります。その振動のほとんどはとても微少なものです。 この原因にはほとんど有効な処理が施されていないので、電源トランスの振動やメカニズムの振動に少しでも制振処理を行うと、聴いた音で結果がわかります。聴こえる音に付帯音が付くことも、また、音が鮮明でなくなることも機械的な微少振動がその原因であると思われます。 高品位クロックは、電気信号のゆらぎ(ジッター)を無くして音質改善ができるのですが、機械的な振動を無くすことも同様に大きな改善手法です。 クロック交換と同時に制振処理を施すことは、ほとんどすべてのチューンアップに必須としています。
|
|
|
|