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2007/10/22(月)
CDマスタリングの要
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今回、古い録音でしかも保存状態の良くないテープ、ディスクからマスタリングしたCDが二枚、「レコード芸術」11月号で紹介されました。その内の一枚「矢野滋イン・ベルリン」は特にその内容について詳しく紹介されています。 どちらの盤も、まず、その演奏が貴重なもの、価値あるものであることが評価されたようです。 物理的には良い録音ではありませんが、演奏された曲の表現の素晴らしさが十二分に伝わるだけの品位が保たれていたのだと思います。 4,50年ほど忘れられていた逸材の、忘れるには惜しい演奏が聴くたびに蘇えるのです。 マスタリングに際して心掛けたことは、”加工しない””化粧しない”の二点です。
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