|
2006/09/06(水)
飽きない愛用品としてのスピーカー
|
|
|
オーディオにおけるスピーカーは、自分の耳の延長上にあり、自分の耳の代わりを勤める存在といっても良いと思います。 超小型のアルミ・スピーカーを音楽愛好家である奥様にお聴かせしたところ、いままでのどんなスピーカーよりもリアルに聴こえることを評価していただき、注文製作することになりました。 そこで改めて、長年聴き慣れたスピーカーと聴き比べをしました。 「無色透明」と「カラー・フィルター」という違いがあります。 木のスピーカーは、音の一部に楽器のような音色が加わりますが、アルミの方にはそれが少ないのです。したがって、アルミでは元の音源である声や楽器の音色がより鮮明に見えるように聴こえます。 スピーカーを楽器と考えてしまうと、好むと好まざるとにかかわらず色がついた音を聴くことになり、飽きが来るのが速いようです。
|
|
|
|