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2006/08/16(水) 交響曲のピアニシモからフォルティシモまで
超小型スピーカーで聴き始めて意外だったのは、大編成の交響曲やオペラをよく聴くようになった事です。
その再生音は、厚みのある低音の上にピラミッド状の音階が展開するのです。
もちろん、CDトランスポート、DAコンバーターからはCDソフトに不足している豊かな低音ときめ細かな高音が送り込まれなければならないのですが。
ワンポイント・マイクでライブ録音された「悲愴交響曲」が広いスケール感を伴って聴けるのに感心します。

2006/08/15(火) 極小振動板と極細ワイヤーの共通点
超小型スピーカーと耳挿入のイヤホンの音の良さは体験してみて驚くほどです。
そして対極にある大口径スピカー、極太ケーブルの音を聴いてみて、考えてしまいます。
また、内部の配線材についても同様なことが言えるでしょう。
ここに重要なヒントがあると思われます。
音波や電流の位相が問題になるとすれば、同相、逆相が入り混じった伝送がよい結果を生まないことは明らかです。
複数のユニット、二個以上の部品、線材の並列使用には欠点があるのかもしれません。

2006/08/14(月) サイズについて考える
自分の耳に一番近いところにあるスピーカーは、常に意識させられる存在です。この窓が広いほど、また透明なほど、世界がよく見えてきます。
音源となる振動板はなぜ小さい方がよいのか、それにはよい先例が幾つもあって、そこから正解を導くことが出来そうです。
メーカーの技術者や、自作スピーカーの愛好家のなかにもこれに気がついたと思われる例があります。
ここにヒントを得て、さらに理想に近づくことが出来るに違いありません。よいアイデアがあるので、具体化を考え始めました。

2006/08/13(日) 小口径ユニットの利点
高忠実度再生の高級ヘッドホンを聴き、また超小型スピーカーの音を聴いてみると、両者の共通点に気がつきます。
どちらも、低音楽器(チェロ、コントラバス、ドラムス、ピアノの低音弦など)が実在感を伴って、リアルな音で聴けることです。
この音を一度でも聴いてしまうと、大口径のスピーカーを聴く事に戻れない気持ちです。
共通するのは、直径5CM以下のユニットが使われていることです。
そして、エンクロージャーから出る音に頼らないことです。
また、振動板の全面からあまり位相のずれていない音を発していると考えられます。濁りのない、透明感のある低音の質感は、とても魅力的です。

2006/08/12(土) サイズが教えてくれたこと
日本経済新聞に「サイズが映す」という連載があり、サイズが語るものの価値をテーマに取り上げています。
超小型スピーカーで聴いていると、携帯型プレヤーのイヤホンやモニター用のヘッドホンで聴けるような、生き生きした鮮度を失っていない音に触れることができます。すると、音楽、楽器その他のソースに入っていた情報が失われることなく伝わってきて、耳を楽しませてくれます。
特に音、音楽にうるさい近くの友人が聴きにきて、「これを聴いたら大きなサイズのスピーカーに戻れない。」と言いました。
ようやく、お客様に届けられる第一号機が組みあがり、エージングをしているところです。

2006/08/11(金) 表面処理による音の違い
スピーカーの音の性格の一部は表面の性質によって決まります。
エンクロージャーの表面に貼るもの、塗装を変えることにより音はおおいに変化します。
今回開発された超小型スピーカーのエンクロージャーはアルミ製で、表面はアルマイト処理により、美しく品のある色になりました。
ところが、この処理により音質のよさも得られたのです。
音を出すのはスピーカー・ユニットの振動板だけではありません。相当な割合でエンクロージャーも音を放射しています。今回のユニットは、チタン、アルミの振動板ですからほとんどの音は金属から発することになりますが、癖のある音は排除されており、反応のよい、きめ細かな音質につくられています。

2006/08/08(火) 本当のニア・フィールド・リスニング
コネクタとケーブルの交換を依頼されて、お預かりしたヘッド・フォンです。
優れたアイデアにより、圧迫感のない長時間の使用が出来ます。
すべてのスピーカーと較べて、圧倒的に細部の情報や質感の再現に有利です。
耳からの距離が、こんなに音の情報に影響を与えるとは、聴いてみるまでわかりません。とても多くの情報を失っていたのだと気付かされます。
録音された音を忠実に再現するのです。アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団の弦、管の織り成す美しい世界をゾクゾクするような快感を伴って聴かせてくれました。

2006/08/07(月) AERAのオーディオ特集
「AERA」8.14号にオーディオ特集があります。
朝日新聞のオーディオ、音楽愛好家でもある2人の記者が書いています。
その中で相島技研も取材を受けました。
これからのオーディオの動きに興味を持っていただければ幸いです。

2006/08/04(金) パワー・サプライ・ユニット
アンプなどの電源部を独立させることの効果は計り知れません。
独立した筺体の内部にも、音質に関係するノウハウが存在します。
アンプの回路は離れた所にありますが、それでも電源トランスの振動が音質に影響するようです。
交流を直流に変換するにも、電池と同様なきれいな直流が望まれます。アンプの回路は、力ずくで電流を流そうとしても、そうはいかないようです。電流に重畳するノイズも音の質を変えてしまいます。きれいな電流は、力強い、瞬発力のある音も出すのではないかと考えています。
CDの音にふくよかさを取り戻すことが出来るDAコンバーターは、独立電源部(パワー・サプライ・ユニット)により完成度を高めることが出来ました。

2006/08/03(木) 吸音と断熱
夏の暑さをしのぐために断熱工事を始めました。
天井に貼るのは、江川工房の「浮雲」としても知られる「サーモウール」です。
表面は木材で仕上げるので全面的に吸音することにはなりません。
部屋の音響特性が変わると予想していますが、音の響きが全く変わってしまうとは考えていません。

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