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2006/07/12(水) CDらしくないミシェル・ルグラン
アナログ寄りのCD再生で定評のベルト・ドライブ・プレヤーのクロック交換、制振合金などによる総合的な音質改善が終了しました。
一方、超小型ユニットによるスピーカーの完成で、正確な音のモニターが出来るようになりました。もちろん、オール・ゲルマニウムによりアナログ系も忠実度が上がっています。
すると、CDの再生音の印象がとても変わることがわかるのです。
リラックスして聞き流すことの出来るポピュラー・ミュージックの演奏も楽しめることになります。
CD再生で逃れられないと思われるストレス音の減少が好ましいムードの再現を可能にします。
最近開発された接続ケーブルの性格も、このムードの再現には一役かっています。
こうなれば、クラシック、ジャズなどにおいてももますます音楽性の再現が楽になってきました。

2006/07/09(日) 高速反応素子
主にCDで音楽を聴くようになってから、以前のようなストレスを感じない再生音を求めての探求が続いています。この頃のようにストレスの多い社会になってから、かえってLPやカセットのような音が聴けなくなったというはなんとも皮肉なことですね。
なぜ、豊かな低音が聞こえにくくなったのか、音が冷たく、硬く聴こえるのか、など幾つかの気になるところを解消したいという要求は強いのです。
これを実現するには、最新の素子にはない、「高速反応素子」とでも言える様なものが役立ちます。
重い振動板のスピーカー、反応速度の遅い半導体よりも、過去に使われたことのある、軽い振動板のスピーカー、動作速度の速い真空管などが、そのためには有効です。

2006/07/08(土) 超小型でも十二分なパフォーマンス
超小型スピーカーと組み合わせるのにふさわしいアンプです。
これは3Wayや4Wayの大型スピーカーも十分にドライブできる出力とクオリティを備えています。
小型のスイッチング電源が量と質を十二分にカバーします。アッテネーターは多接点切り替え式で、良質の抵抗を採用しています。
このアンプと良質な小型スピーカーを組み合わせることで、ホーム・オーディオとして、また音楽愛好家にも最高品質のシンプル・ステレオ・システムを提供することになるでしょう。
ただし、入力するCDなどのソースの音質については、良いところも悪いところもストレートに現れるので、良いものを選ばなければ音楽を楽しむことは出来ません。

2006/07/07(金) ステンレスとコーリアン
10年以上も前から、ステンレスとコーリアンを使ってアンプの筺体を設計しています。
ニューDACの試作機(電源部内蔵型)もこの筺体を利用しました。ニューDACの製品版は、ステンレス、コーリアン、アルミの筺体です。
改めて試作機を聴いてみて、とても音が良いことを確認しました。
アルミ・エンクロージャーのスピーカーが揺るぎないダイナミックな音を表現できるのも、エンクロージャーの材質によるのでしょう。
アンプ類およびDACなどの音質は、何割かは筺体が決めているように思います。

2006/07/06(木) フルート、ハープそしてチェンバロ
スケール感のゆたかな再現には何が必要でしょうか。
大口径のスピーカーや大出力のアンプではないようです。
SRS-Z1のようなスピーカーの出現でこのことがわかってきました。
生の音との違いを大きく感じるのが、フルート、ハープそしてチェンバロの音です。
既に、コンデンサー型のスピーカーでは実現できていたし、ヘッドフォンで聴けばスピーカーよりも忠実に聴くことが出来ます。
つまり反応のよい振動板を得ることが出来ないと、細かい音の再生が出来ず、特にこれらの楽器の音が違ってしまいます。
そして、このような楽器について良く聴こえるようになれば、大編成のオーケストラ、人の声もとてもよくなります。
最後に最も難しいと感じる、コーラスについても、自然な再生音になります。

2006/07/05(水) 箱のないスピーカーの音
ユニットの音だけでなく、箱の音も共に聴かされているのが、普通のスピーカーです。
長時間聴いても疲れない音は、ヘッドホン、コンデンサー・スピーカー、後面開放のスピーカーなどで聴くことが出来ます。
この点では、剛性の高いアルミ材に硬度の高いアルマイト処理をしたエンクロージャーは、余計な音がしません。ユニットの素性のよさを聴かせてくれます。
内部の吸音処理、振動処理についても注意深く作られた上に、表面の仕上げがよい選択であったことが、音に表されています。
そして、ユニット、エンクロージャーのサイスを大きくしなかったことも重要な要素です。
13cm同軸のシステムと較べても、スケールの再現が見事に出来るのは、こんな理由があるからでしょう。

2006/07/04(火) クロックが決める音
数十年も前に、レコード・コンサートで演奏するレコードを借用する為にレコード会社を訪問しました。会社の洋楽部の部長さんがラッカー盤をかけて聴かせてくれたのですが、その音はレコードの音とは別物のように聴こえました。
ひるがえって見ると、どんなによく出来たCDプレヤーでも元の音との違いという点で、音の素性がレコードの場合と同様に違っているようです。CDプレヤーのクロックをよいものに交換してみると、その変化にはレコードとラッカー盤のような違いを感じます。
CDはアナログ・ディスクよりも、マスター・ディスクの音に近づける手段がはっきりしているのかもしれません。

2006/07/03(月) 必要にして十分
高いレベルのパフォーマンスを実現できます。
出来るだけ少ない投資で、満足できる音楽を聴ける装置を手に入れて心を満たしたいものです。
超小型、高音質のスピーカーを開発できたので、既存のスピーカーにもお勧めできるアンプの入手方法を考えました。79800円のアンプは横幅は少し大きいですが使いやすいサイズで軽く出来ています。回路の重要なところはICではありません。この出力段のトランジスタをヒートシンクに固定しているネジは鉄製です。この6本のネジをM2052制振合金のネジに交換するだけで、音質が改善されました。
他の部品にも同様な考え方が適用できます。
無駄の無い設計で優れたパフォーマンスを実現したアンプは、重く、大きいアンプが必要ではないことを教えてくれます。

2006/07/02(日) デジタル・データが失ったもの
考えさせられるヒントがここにあります。
デジタル接続のためのケーブル2種です。1本は10数万円の商品、もう1本は手造りでインピーダンス(75オーム)を無視した物。
音は手造りの方がよいのです。
デジタル伝送と言っても、「アナログ・オーディオを伝送する」という認識が大切ですね。
出てくる結果の音がそれを示しています。
「デジタル・データが100パーセント伝わればよい」という認識では、オーディオを扱うことはできません。
オーディオ信号は、「デジタル・データ」とはまったく別の物なのです。私たちが扱っているのは、やはり、すべてが「アナログ」の現象です。

2006/07/01(土) コーリアンで音質改善
これは底板ではありません。天板です。
お客様は、音が良くなるという理由で、CDプレヤーのケースを外して使っていました。代わりに非金属のシートを上蓋として乗せています。
アンプ、CDプレヤーなどは以前からケース(鉄、アルミ)を外すと音が良くなることが知られています。
ここに、コーリアンの天板を取り付けることにしました。
鉄のケースを付けた場合と較べて、伸びやかでストレスの無い音になります。
また、アンプ、CDプレヤーなどを重ねて置くことも多いのですが、音質を犠牲にします。
13mm厚のコーリアンの上にアンプなどを重ねておいても、音質を損なうことが少なくなります。


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