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2006/07/30(日) リアルな音像再現にチャレンジ
STUDIO migmigの佐藤さんの協力により、念願の「音像再現」の実験を開始しました。
migmigのレーベルが次に発売するSACD,CDにはフルートとギターの演奏が収められました。
そこで、この二つの楽器の録音音源から3チャンネル再生のためのマスタリングをしてもらいました。
デジタル・オーディオでは、マルチ音源の録音再生が容易になりました。このやり方で、いままでの2チャンネル・ステレオでは不可能だったフルートの実在感を目の前に示してくれます。
いま、その気持ちがあれば誰でも、この新しいオーディオの世界の入り口に立つことが出来ます。

2006/07/29(土) 3チャンネル方式に期待
超小型スピーカーと3チャンネル・アンプでSACDの「LIVING STEREO」「LIVING PRESENCE」ソフトを聴いています。
これは2チャンネル・ステレオに欠けているところを、すべて補って余りある再生が出来ると言えます。
まず、音にエネルギーを感じます。いままでの2チャンネルあるいは5.1チャンネルでは音量を上げると、うるさくなり、音の質の悪さを感じさせられます。ですから、もっともっと質を改善しなければという気持になります。
3チャンネル・ステレオでは、1チャンネル毎の音の質を超越した音場が目の前に存在します。
この方式は、これからのオーディオのありかたを示すものだと思います。音楽の再現に必要なのは、サラウンドではなくマルチ音源なのだということもわかります。
SACDによらないでも、HDD,テープ、DVDなど様々なメディアを利用できるようになりました。
録音と再生における大いなる進歩です。

2006/07/28(金) 江川三郎のオーディオ指南2
名古屋・栄の中日文化センター(http://www.chunichi-culture.com/)に超小型スピーカーが貸し出されます。
「目からうろこ」の体験ができるのではないかと、期待されます。
ここでの使いこなしにより、よい結果もでるのではないでしょうか。

一方、「パストラルシンフォニー」を聴いていますが、たいへん好ましい印象です。音楽を十分に感じさせてくれる再生能力を持っています。昨日は、ベートーヴェンの「パストラルシンフォニー」がFMで放送されました。このスピーカーでは嵐の場面のティムパニーの音も自然に再生されて、この交響曲を楽しむことが出来ました。

2006/07/27(木) 音楽のための小型スピーカー
スピーカー工房「パストラルシンフォニー」(http//www.micropure.jp/)を訪問しました。
音楽の観賞用、スタジオ・モニター用のクオリティの高いスピーカーの実力を確かめることができました。
ゲルマニウムのDAC,アンプで聴くCDの音はとても繊細で、音質を忘れて音楽を楽しむことができます。ムラタのスーパー・ツイターを組み込んだ小型スピーカー(今年のラスベガスのCESでデモされた新製品)は、注目してよい製品です。
そして、シングル・ユニットのさらにサイズの小さいスピーカーを借用しています。しばらくの間、このスピーカーと付き合って見ます。

2006/07/24(月) 旧製品の存在理由
記憶の中にのみ存在していた旧製品に触れる機会があり、そのアンプの音を聴くことができました。
とても素直にアンプの性格を表現できる超小型スピーカーで聴くと、当時のアンプの音質が、現在の設計のものより優れていたことがわかります。
音楽の演奏に余計な物を付け加えず、また引いてしまうことがなく、豊かな音を表現します。
ベニー・グッドマンのオーケストラが、よくスイングします。
真空管により設計されたアンプは完成度が高いのです。
今回は電源部のコンデンサーが劣化していたのでこれを交換して、また使い続けることが出来るようにします。

2006/07/21(金) 音楽表現はアンプが決める
音の透明度、色、形、スケールがどれだけ表現されるかはスピーカーの能力によります。そして、現実に聴くことの出来る音の姿や表情はアンプが決めることになります。
超小型スピーカーは、相当に無色、透明に近い音の再現能力を持つのですが、これにつなぐアンプによって、正直に表情は変わります。
デザインを揃えたアンプが同時販売される計画ですが、種々のアンプをつないでみると、そのことがよくわかります。
ゲルマニウム・アンプは、ニュートラルな性格でその表情はとても豊かです。一日中、CDやFM放送を聴いても疲れることがありません。
実験中のデジタル・アンプはやはりその性格に特徴があり、違う音楽の表現を聴かせてくれます。

2006/07/20(木) アナログ変換のためのDAコンバーター
音質チェックが楽にできるスピーカーでCDを聴くと、忠実なアナログ再現が出来るDAコンバーターとはどんなものなのかがよくわかります。
モノ録音のオーケストラを聴いて大きな改善が認められました。
いままでより鮮度の高いオーケストラの表現が出来るようになりました。
DAコンバーターのICは、凝った信号処理よりも、シンプルで精度が高いものの方が望ましいようです。新型よりも旧型がよい音に聴こえることもあるようです。
CDの音は16ビットの中に収められています。まず、これを忠実に変換してアナログにしなければなりません。
さらに重要なのは、より正確なクロックと、充実したアナログ・アンプを繋いでチェックをするということでしょう。

2006/07/17(月) 振動板のサイズとスケール感
SRS-Z1の出現後、幾つもの超小型ユニットが出てきました。
これ一つで全帯域の音を表現するのです。1インチぐらいの超小型ユニットが全帯域を再生するのを知って意外でした。
そしていまCDケースサイズのスピーカーがA4サイズのスピーカーよりも低音をよく再現出来ることがわかりました。
いままでのスピーカーの常識にはなかったことです。
小口径のユニットはヘッドホンの為だけにあるのではないのでした。
むしろ大口径のものよりも音の拡散に優れている為か、豊かな音場が現れます。
オーケストラ演奏のライブ録音はかつて無かったゆたかな臨場感です。

2006/07/16(日) 「スピーカーは楽器ではない」証明
超小型スピーカーで種々のソース、主に音楽ソースを聴いていて、やはり、スピーカーは楽器ではないと感じています。
そうでなければ、耳に挿入するようなイヤホンがスピーカーを遥かに超えた性能を示すことが説明できません。トライアングルからティムパニーの音までを忠実に聴かせてくれます。
このような性能に近づけるために、楽器のような個性的な音色を排除することを目指して手段を講じました。
結果の音を聴くと、それがかなり成功して、表現できる音色の幅が広がったのだと考えています。
そのために、余分な振動を一切排除して、振動板から発する音のみを生かし、そこから伝わる「振動」をできるだけ減少させることを心がけました。

2006/07/14(金) 予想を超えた組み合わせ
思いがけないCDプレヤーとスピーカーの組み合わせが、楽しめるCD再生を実現しました。
コンポーネントの組み合わせで偶然よい結果が出るのではありません。
CDプレヤーが正しい再生をし、スピーカーが忠実な電気音響変換をしてこのような結果が出るに違いありません。これまでにコンポーネントのいろいろな組み合わせをしてみて言えることです。
ですからよい結果を生む組み合わせは、この組み合わせに限りません。
コンポーネントの一つ一つに求める性能をはっきりさせ、それを確かめる手段と判断能力が必要です。たとえばスピーカーとしてリファレンスとなりうる性格のものが必要なのです。

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