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2006/06/28(水)
不要な振動を消して出てきた音
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一枚のディスクを貼り付けました。 質量は大きくありませんが、この円盤は制振合金M2052で出来ています。 音を発する原点のスピーカー・ユニットにはまだ問題点が残されているので、その一つを解消すると歴然と音が原音に近づきます。 振動すべき振動板から発した振動が動いてはいけないはずのフレームなどに伝わっています。それをどこかで消してしまうことで、振動板の振動はより信号に忠実になります。 今回はマグネットの不要な振動とボイスコイルの不要な振動に注目して対処しました。マグネットにはM2052ディスクを、ボイスコイルには制振パテを用います。 結果として、澄んで濁りの無い音になり、伸びやかな表情が出てきました。
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