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2006/05/27(土)
アナログ・サウンドを取り戻す
newDACのアナログ出力はいわゆるRCAケーブルで接続します。
これは、普通のCDプレヤーでも同じことです。
前に話題として取り上げたのは、CDプレヤーとDACの間のデジタルケーブルでした。
今回は、DACからの接続に適した、試作のケーブルを試聴機と共に貸し出しています。
このケーブルは、前に紹介したスピーカー・ケーブル(ナノテック・システムズ)と同じ技術が使われており、同じように好ましい性格を持っていることがわかります。
音が痩せることが無く、低域が豊かに表現されます。いわゆるピラミット型のバランスを持ち、繊細な音をよく表現します。
このケーブルを、デジタル接続に使ってみたらどんな音になるのでしょうか。
2006/05/23(火)
ニューDACの注文制作
写真は手前がDAコンバーター本体、その後ろは専用の電源部です。本体と電源部は専用のコネクターつきのケーブルで接続します。(ケーブルの長さは自由にできます。)
このDAコンバーターの音は、ご自分のシステムに組み込んで聴いてみないとわからないと思いますので、希望の方には、ご連絡のあった順番に貸し出しをいたします。(ただし、購入を前提にする方優先です。)
ゲルマニウム・アンプをお聴きになった方には、想像しやすい音で、デジタル・サウンドのイメージを避けたいとお考えの方に使って頂きたいのです。
試聴機をそのままお使いになる方には、30万円でお譲りします。
新たなご注文の場合は、45万円です。
2006/05/05(金)
名演奏の再現
音質確認のためのソフトとしても使いますが、良い演奏が楽しめるソフトです。復刻の精度が良いので、アナログ・マスターの音色をかなりの程度CDでも感じることが出来ます。それは、3チャンネル録音をSACDに忠実に復刻したシリーズです。(「LIVING STEREO」,「MERCURY LIVING PRESENCE」)
CDトランスポートの精度をクロック交換などで上げる、DAコンバーターの忠実度を上げるなどで2チャンネルCDフォーマットの音質が相当向上したことが実感できます。
このディスクを、3チャンネル・アンプ、3スピーカーで聴けば、もっと贅沢な、全く別の世界を体験できます。これが、現在のオーディオのなかで選択できる最善の方法の一つではないでしょうか。
2006/05/04(木)
絶対位相の問題
音源の録音には、位相も必ず関係があります。
音を電気信号に変えたときの位相と、スピーカーが音に変換するときの位相の関係があります。
実際に、音を再生しているスピーカーの位相を反転させると、聴こえる音は違って聴こえます。さて正しいのはどちらでしょうか。
聴いて、良く聴こえる方でよいのですが。録音されたソフトによって、プラスがよかったり、マイナスがよかったりします。
そこで、両方(+と-)の位相が確認できるように、DAコンバーターに位相反転スイッチをつけました。これで、CDを聴きながら、いつでも楽に切り替えて聴くことが出来ます。他の条件を全く変えずに絶対位相を反転できます。
2006/05/03(水)
1筺体独立電源
2個の独立電源をひとつの筺体にすることも出来ます。
使い勝手の良さを考えた結果です。
アンプ本体、電源部をこのようなコンポーネントにすれば、その配置、接続の都合にあわせて具合よくすることができます。
大型で質量の大きいコンポーネントより、目的にかなうデザインとして評価できるのではないかと考えています。
たとえば、アンプをひとつひとつのスピーカーと最短距離で接続することが実現し易いのです。
2006/05/02(火)
高音質電源の条件
電源部は、電源トランス、整流器、コンデンサーから出来ています。
それぞれの品質が音質に関係します。
トランスは、大きければよいのではありません。ノイズカットの効果も考えられています。整流器としては、性質の良いショットキーバリア・ダイオードやゲルマニウムを使います。
ここで生じるノイズを抑えることが重要で、コンデンサーはその役に立ちます。
ノイズが少ないものであれば、スイッチング電源も使うことが出来ます。この方式にも、トランス、整流器、コンデンサーが必要です。よくできたスイッチング電源は、トランス・整流方式をこれに置き換えても良い音質が得られます。
さらに、良い音質に貢献するのが、コーリアンのベース、制振合金の採用、非磁性体の筺体、パーマロイによる磁気シールドなどです。
また、アンプの回路から、距離を取り離して配置できることがとても有利な条件となります。
2006/05/01(月)
L,R独立電源ステレオの実現
写真は、手前からライン・コントローラー、PHONOイコライザー・アンプ、DAコンバーター、パワー・アンプ。電源はすべてがL,Rそれぞれのチャンネルに独立電源部から供給されています。
もちろんアンプ本体を1筺体でなく、L,Rをモノ構成として別筺体とすることもできます。
ステレオのPHONOアンプ、DAコンバーター、パワー・アンプのどれも2台ずつ使い、それぞれの片方のチャンネルだけを生かせば、同様な高品質再生ができます。
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