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2006/04/25(火)
鉄板底板の廃止
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オーディオ・コンポーネントの筺体には、よく鉄板が使われています。 それらの中でも、特に軽量で、優れた音質を実現していたのは、DV-S747Aでした。内蔵している電源部には軽量化に貢献するスイッチング方式が使われています。 自分のシステムに音のよさを期待するなら、これを選べば間違いないといえるのが、もうひとつRCD1072だと思います。これもとても軽いのですが、音質に関しては期待以上なのです。電源部には、良質なトロイダルトランスが使われています。 そのまま使ってDIGITAL・OUTから取り出した信号はレベルの高いものです。 さらにANALOG・OUTの質を期待するならば、音質改善の手段を施さなければなりません。そこに有効なのが鉄板底板からコーリアン・ベースへの変更です。 底板を固定しているネジを外し、鉄板の代りに同じサイズのコーリアンの板をネジ止めします。金属(特に鉄)による電磁気的な害がなくなると同時に質量による防振効果がよい結果となります。 ここに取り付けるインシュレーターは、制振合金製のRASENです。これを取り付けることにより、防振性能に制振効果が加わり、さらに音質がよくなります。
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