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2006/04/28(金) 比較と評価
ゲルマニウム・アンプの注文制作を始めています。
DAコンバーターも準備が整っています。
どれもが、”音”を”命”としています。

ところで、オーディオはシステムで働くので、一つのコンポーネントを他と比較してみても「良い」と言う評価にはなりません。
そこで、それぞれの方のシステムに組み込んで評価することができるように「貸し出し」をいたします。
お薦めをしているスピーカー・ケーブル、ライン・ケーブルを含めて強い関心のある品物は聴いていただきたいと考えています。
文章では”音”を伝えることは出来ませんし、重要なのはそこでどのように聴こえるかなので

2006/04/27(木) 癖のないオーディオ・ケーブル
機器と機器の間の接続をするケーブルに要求される役割は「何も足さない、何も引かない。」です。
以前に紹介したスピーカー・ケーブルの新製品の音は満足できるものでした。同じ考え方で作られたライン・ケーブルの試作品の音を聴いています。これも成功です。第一印象は、”文句の無い音”です。
プログラム・ソースに収められた音がさらに豊かに聴こえるようになり、感心しています。
ケーブルが素直な性格であるかどうかは、ゼロまたは最短の長さで聴いた音と較べて見れば判ることです。

構造は、2芯シールドでしなやかな上に丈夫な造りです。業務用にもまた音質劣化の少ないマイクロホン・ケーブルとしても通用するでしょう。シールド効果のあるスピーカー・ケーブルとしてもよいのです。

2006/04/25(火) 鉄板底板の廃止
オーディオ・コンポーネントの筺体には、よく鉄板が使われています。
それらの中でも、特に軽量で、優れた音質を実現していたのは、DV-S747Aでした。内蔵している電源部には軽量化に貢献するスイッチング方式が使われています。
自分のシステムに音のよさを期待するなら、これを選べば間違いないといえるのが、もうひとつRCD1072だと思います。これもとても軽いのですが、音質に関しては期待以上なのです。電源部には、良質なトロイダルトランスが使われています。
そのまま使ってDIGITAL・OUTから取り出した信号はレベルの高いものです。
さらにANALOG・OUTの質を期待するならば、音質改善の手段を施さなければなりません。そこに有効なのが鉄板底板からコーリアン・ベースへの変更です。
底板を固定しているネジを外し、鉄板の代りに同じサイズのコーリアンの板をネジ止めします。金属(特に鉄)による電磁気的な害がなくなると同時に質量による防振効果がよい結果となります。
ここに取り付けるインシュレーターは、制振合金製のRASENです。これを取り付けることにより、防振性能に制振効果が加わり、さらに音質がよくなります。

2006/04/22(土) 独立電源の音でCDを聴く
newDACの完成度が上がり、設計が固まったところで、2台のDACを2台の独立電源で動作させています。
1.一体型(DAC内臓)のCDプレヤーの音
2.独立型(電源内蔵)のDACを通した音
3.2台のDAC、2台の独立電源を通した音
などを聴き較べています。

2006/04/21(金) 正確な情報と分解能
CDに記録された情報はどれだけ取り出すことが出来るだろうか。
RCD-1072のチューン・アップが終わり、音楽を聴いてみました。
アナログ出力からも高いレベルの音が取り出せます。一聴して言えるのは、情報量の豊富さと音の分解能の高さです。それでいて、長く聴いて疲れる音ではありません。
最終的には、記録された音が100%に近く豊かに取り出せて、付帯音が少ないことが望ましく、すなわちマスター・ディスクへの忠実性が高まれば、あらゆるジャンルの”音楽”が楽しめるようになります。

2006/04/19(水) 原理原則の実現
2台のモノ・アンプによるステレオ再生は、よいことだとわかっていても案外実行されていません。
2台のDAコンバーターでL,Rの独立再生を実行した方からは、「もう元には戻れない。」という意見をいただきました。
容易に実行実現できるのは、電源部を独立させたことのメリットです。
アンプ、DAコンバーターをコンパクトにまとめることが出来たことも成功の原因です。
コンポーネント・システムのよさは、こんな原理、原則に忠実な形が実現できることにもあるのです。

2006/04/18(火) 音質の鍵
JBLアンプの復刻、PHILIPS CDプレヤー(LHH2000,LHH500)の音、newDAコンバーターなど、様々な場面で顔を出すのがトランスです。
オーディオ機器の電源部には、従来方式、スイッチング方式どちらにもトランスが必要です。
オーディオ情報の伝送にも、音質上そのメリットが生かされ、また、他の部品では置き換えることの出来ない特性が認められます。
ゲルマニウム、真空管などの素子の素質のよさを発揮させるためにも重要な働きをします。
電源により音への影響を直接受けないトランスによる伝送に注目し、試験的につくりはじめました。
なお、いままでに製作してきたゲルマニウム・アンプなどのトランス類(電源トランスを含む。)はトランス製作のベテランによるものです。

2006/04/17(月) RCD-1072の素質のよさ
先月(3・26)の「きょうのニュース」に紹介したRCD-1072の音質がさらに改善されました。
クロック交換と制振加工などの結果、不満を感じさせない一級のCDプレヤーの音になりました。
改造をしていないこのプレヤーの音は、ディジタル出力をよい音のDAコンバーターに送り、かなり高いクオリティを示しました。
その後、いつもの手法で改善した結果アナログ出力の音も、あえて外部のDAコンバーターに頼らないでも一級品のクオリティを表現しています。
このことは、無駄の無い設計(メカ、回路構成共に。)で、CDの音の再生に必要な基本的な条件を備えたつくりのプレヤーであることを証明しています。

2006/04/15(土) 第3の音の予感
真空管、トランジスタ、ICによりアンプを構成していたのが、いままでのアナログ・アンプの世界でした。
そこから聴くことの出来る音には、必ずそれらの素子の性格があらわれています。
よく出来た音のよいアンプであれば、そのどれもが音楽を楽しませてくれます。ICのパワーアンプもものによって真空管、トランジスタのものよりよい音に出来ています。
ここ数年に現れたデジタル・アンプの多くはオーディオ用とはいっても音楽を落ち着いて聴けるような質に達していなかったようです。
最近”聴くに値する”音のデジタルICに出会いました。素子(IC)だけで音が決まるわけではないのですが、可能性を感じさせるものなので、チャレンジしてみようと思います。音について、一番のメリットは、”低音”がクリヤーに出ることです。”高音”もクリーンな(濁らない、汚れない)音が出てくれば実用になります。

2006/04/14(金) PHONOイコライザー・アンプ
3月に紹介したPHONOイコライザーアンプです。
電源は別筺体から供給されます。L,Rのチャンネルを独立した2台の電源で動作させれば、チャンネル間のセパレーションは完全です。
LPレコードのチャンネル間のセパレーションは、CDのセパレーションと較べると比較にならないほどよくないのです。ところが、ステレオ再生したときにモノ構成のアンプは、ステレオとして一体に組み立てられたアンプよりも想像を超えたよい音になります。
特に、電源をL,Rチャンネル別に供給することが良いようです。
EQアンプだけでなく、パワー・アンプ、DAコンバーター,HEADPHONEアンプについても、同様な結果を生みます。

4月絵日記の続き


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