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2005/06/28(火)
シンプル・イズ・ベスト
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アンプを何台も組み立ててみた結果、わかってきたことがあります。 回路の部品点数が少ないほど、良い音になることもわかりました。 シンプルな回路の真空管アンプが良いのもそれを証明しています。 一般的なトランジスタアンプは、部品点数が何倍も多いのです。
回路部品を見て、使われている抵抗はワット数が大きいものの方が良い音です。 抵抗の数が少なければ、同じコストで大型の抵抗が使えます。 (過去に、CDプレヤーでアナログ回路のすべての抵抗が2W型で音の良い機種がありました。こんな所で、CDプレヤーの音が決まっていたのですね。)
相島技研の常時接続されているアンプはゲルマニウム・トランジスタ・アンプですが、完成したばかりの小型ゲルマニウム・トランジスタ・アンプ(出力3W)は部品を吟味して選んだ結果、音質は、予想を超えたものになりました。 回路がほぼ同じですが、ずっと鮮度の高い音で細かい音がよく出てきます。また、オーケストラの録音では、大太鼓、ティンパニーなどが、小型スピーカーからとは思えないほどに鳴り響きます。想像を超えた音です。
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