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2005/02/25(金) 文化の退廃
ローマ帝国が滅んだ例に習うわけではありませんが、音楽をする、音楽を聴くという文化がこれからどうなるのでしょうか。
オーディオ技術の発達がかならずしも音楽文化に貢献していないことに気づきます。

LIVEの演奏が行なわれる場で、なぜ生の楽器、声を聞くことができないようになっているのでしょうか。
多くの人々が疑問に思っていることです。
「小さくても美しい音を聴く時には耳を傾け、大きすぎる音、汚い音に対しては耳を背けます。」
こんな当たり前のことが忘れられているようです。

音楽ビジネスの世界にもこういう正常な考え方でコンサートをプロデュースしている方を、私は知っています。
先日行われた「ティアラこうとう」の早慶共演のビッグバンドのジャズコンサート(北村英治、守屋純子出演)では、ほぼ適切なPAによって素晴らしい演奏を聴けて感動しました。

数十年も前に内幸町の旧NHKホールで聴いた「ベニーグッドマン・オーケストラ」を忘れられません。

2005/02/21(月) レコードの進化
新橋のビストロで蓄音機を聴きました。
曲はシューマンのピアノ協奏曲です。全曲を聴くには、約3分毎に盤を交換する為の時間が必要で演奏が中断されます。
CDではSPレコードを再生、編集して、全曲を途切れずに聴くことが出来ます。
たいへんな進化だと思います。ところで、どちらが音楽の感動をより強く受けることが出来るでしょうか。

このリパッティの演奏に限らず、価値のある遺産があります。
また、技術の進化により、データ圧縮、長時間メモリーなど利用できる手段が身近にあります。どのようなやり方で何の為に利用するかの「叡智」がポイントだと思います。

メディアのフォーマットを変えるには理由が必要です。それがあいまいではすぐに消え去るしかありません。誰が決めることでもありません。
残るものには理由があるのですね。

2005/02/07(月) 音質改善のよろこび
相島技研のホームページを見てお出でになったお客様のレポートです。

「さて自宅のシステムでの試聴結果です。
相島技研にも持っていったSACDブルーベックの「タイムアウト」曲はもちろんテイクファイブです。
もう以前の音とまるで違います。クリアでたおやか。左のドラムスはハイハットの繊細なタッチが手に取るように。ベースの爪弾きの擦音が出てきてリアル!右のピアノは「録音が古いからぼけた音だなあ」と思っていたのが、俄然、生な音質に。もちろんセンターのサックスはまさにそこに立ち上がっています。情報量も質も格段に上がりました。お金をかけた効果は十分にあります。
CDソフトもヤマハのGTCD1に負けていた質感があきらかに勝るようになりました。DVD映像もHDにかなり迫る高品位感。密度が違います。改造は大成功です。

 さて今回の改造試聴のソフトSACDタイムアウトは5.1CHマルチ。
先日おすすめいただいたビクター・リビング・ステレオ、マーキュリー・リビング・プレゼンスの復刻SACDは3CHマルチ。3CHでの再生音像は本当にリアルですし、音の質にも大きな影響がありますね。モノラルとステレオの音質変化と同じですね。マーキュリーからでているシュタルケルのバッハ無伴奏チェロも聴きましたが、実在感がまるで違います。
こうした3本マイク録音原版使用ができれば過去の優秀録音が復活というより最高の姿でどんどん生まれ変わりますね。
新規録音も変わってくるでしょう。主流になるか、まだほとんど知られていないことですし、マルチチャンネルのよさはなかなか理解されていません。加えてSACDの場合DSD録音方式なのでアンプにDSDチップが搭載されていないと本来の音が出てくれません。ここも誤解が大きいところです。」

音の良くなった結果がよくわかります。ソフトを次々に聴く楽しみが大きくなったと思います。
また、3CHANNEL・STEREOについても、その意義をよく理解されています。


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