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2005/02/25(金)
文化の退廃
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ローマ帝国が滅んだ例に習うわけではありませんが、音楽をする、音楽を聴くという文化がこれからどうなるのでしょうか。 オーディオ技術の発達がかならずしも音楽文化に貢献していないことに気づきます。
LIVEの演奏が行なわれる場で、なぜ生の楽器、声を聞くことができないようになっているのでしょうか。 多くの人々が疑問に思っていることです。 「小さくても美しい音を聴く時には耳を傾け、大きすぎる音、汚い音に対しては耳を背けます。」 こんな当たり前のことが忘れられているようです。
音楽ビジネスの世界にもこういう正常な考え方でコンサートをプロデュースしている方を、私は知っています。 先日行われた「ティアラこうとう」の早慶共演のビッグバンドのジャズコンサート(北村英治、守屋純子出演)では、ほぼ適切なPAによって素晴らしい演奏を聴けて感動しました。
数十年も前に内幸町の旧NHKホールで聴いた「ベニーグッドマン・オーケストラ」を忘れられません。
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